2005年01月27日(木) |
ハード・ラックデイズ |
…いい鰤に出逢った。
連載冒頭で、
“ブリ”
しかも
“極上の”
てヴィジュアル界でもなかなか無い出来事なのだが、最高のブリに出会った。
色、ツヤ、身の締り具合…
「う…美味そうだ。」
さっそく卸す事にする。
言っておくが櫻の包丁捌きはかなりキレる。
流れるような手つきでまるままの“ブリ”がお造りになっていく。
贅沢だが、昼飯風情に飾りまでつけてみる。
(ますます本格的じゃぁないか!)
完成した。
さぁ、食おうと思ったその刹那…
醤油差しのフタが爆発した!
オレのサシミがっ!醤油まみれにっ!て言うか醤油の海でオレのサシミが泳いでいるっ!
辛すぎる…食事開始早々食卓には白米のみになってしまった…
昼過ぎ…
白米のみを平らげ、なのに満たされないココロを忘れる事が出来ぬまま、耳鼻科に行く事にした。
月二回の鼻腔洗浄と喉の検査だ。
…今日は初めての先生だな。
「麻生則子(仮)」と書かれた受付のプレートに期待大。
しかも純白のカーテンの向こうからは
“ウグイス嬢”のような美声がっ!
「期待大」
何が?と聞かれたら身もフタもない話だが、とにかく期待大だ。
「櫻さ〜ん」と呼ばれて目にした「麻生則子(仮)」はまるで… ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ アンタ、使徒?
まったく油断も隙もねぇなと思いながら帰宅する。
こんな日はチャチャっと風呂に入って寝るに限る。
…と、リンス切れてる事に気づき、詰め替え用のリンスの口を切る。
詰め替え口に
【手で簡単に切れます】
と書いてある。
「ほう…」
ビリッ…
ビシャァァァァァァっ!
嗚呼ぁぁぁぁぁっ!!!
…縦一文字に裂けた袋から塊のリンスがぁっ!!
ったく今日はツイてねぇ…
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