ジ〜ク・ハイルッ!!
櫻です、コンバンワ。
いやぁ、毎日暑いですなぁ。
しかも梅雨やっちゅうのに雨全然降らへん。
またコメ値段上がるがな…
そんな事はさておき。
皆さん、神の存在を信じますか?
…ああ、切らないでぇっ。
アメリカのとある研究チームによると、スーパーコンピューターで神の存在を証明したらしい。
ちなみに櫻は…
生粋のアンチクライストです。
神ヲシンジマスカ?のヒトとつかみ合いの喧嘩をした事もある。
いや、神はいてもいい、むしろいると思う。
だがそれ宗教的な存在ではなく、どちらかと言うと守護霊的な存在として、
「在る」
と思っている。
いわば千と千尋みたいな感じだ。
けして宗教を否定している訳ではないが、ワタシ自身の存在とはワタクシ自身が作り上げているのであって、絶対的な支えとは非人格的な存在ではなく私が歩いた人生の道程の結果だと考えるからなのである。
だが、あ…ここには神がいてはるな、と感じる場所が時々ある。
ここで言う“神”とは、キリストでも釈迦でもない、何のことはない、我々の先祖、ぶっちゃけ“先輩”達が作り上げてきた歴史の事なんである。
歴史のある場所。
例えばライブハウスしかりである。
だが時々、
「あ――――――、降臨ッ!」
て思う出来事もある。
そんなエピソードをひとつ。
櫻の愛犬“ナナすけ”との出会いである。
知人のまた知人K氏は、純血のミニチュアピンシャのブリーダーだった。
とある日、K氏が病気の為、飼っていた犬を手放さなくてはいけなくなってしまった。
生まれたてのその仔はいろんな人の家を転々とし、里親の現れるのを待っていた。
ある日、櫻が勤めていた店の店長が飼うと申し出てきた。
初顔合わせの日、その場に櫻も同席していた。
むちゃくちゃに可愛かった!
ホレた!!
そしてヤツも惚れた…はず。
手のひらに乗る位小さな身体をプルプル震わせながら、櫻の顔を無心に舐めていた。
既にヤツを引き取りたいと思っていたのだが、先に店長が連れて帰る約束だったので、ちいさなゴムのおもちゃをプレゼントしてバイバイした。
すると三日後…
店長の娘が犬アレルギーだったらしく、飼う事ができないと!!
願ったり叶ったりで次の日にはマンションを引き払い、ペットオッケーの新しい家に奴を連れて引っ越した。
それがナナすけである。
そして去年、そんな奴が発病した。
病名は「脳水腫」。
左の脳に水が溜まり、右半身が動かなくなった。
ゴハンも食べない。
水も飲まない。
お医者のセンセに十中八九死ぬと言われた。
ヤツは動けない身体で、それでもプルプルしながら櫻の傍を離れようとしなかった。
生まれて初めて級に櫻はババ泣きした。
しかし、奇跡的にクスリが効き、一月後には復活した。
奴の生命力にホントに感謝した。
奇跡。
それもまたディスティニー。
アホか、わしゃ。
ちなみに…
超ミラクルを放ち続けるナナすけはイタズラもミラクルである。
ある日、仕事を終え帰宅した櫻を待ち受けていた光景…
床に銀色の円盤が転がっている。
歯型がガジガジについたソレは、櫻が大切にしている
Cali≠Gariの再教育“右”と“左”のセットだった。
今はカリガリも解散してしまって、入手する事ができない貴重盤である。
しかもご丁寧にCDラックからその貴重盤だけを抜き取っての凶行である。
あまりのショックな光景に暫く魂が抜けた。
そして…
たぶんカメハメ波がでるくらいキレた。
奴を殺してオレもくらいの勢いだ。
しかたがないので…
探して
探して
探しまくって…
中古屋のプレミアコーナーに置いてあった二枚組み、しめて…
¥35000−
で買い戻した。
…みらくるさんのばか。
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