声優さんと映画とアニメと
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2004年12月25日(土) |
ボイジャーのトム・パリス |
そうそう、まず今日になって今週のパスコレを聴きました。って森川さん鼻声?この間から急に寒くなったので、とうとう風邪ひいちゃったのかな?ブリーチのお渡し会の日、結構寒かったけど、まさかあの前後で風邪ひかせちゃたかしら・・・年末はおまえらの台本書きの追い込みって言ってましたが、大丈夫かしら?どんどん寒くなってるので、お大事に、しっかり暖かくして作業してください。
スタートレックボイジャー 第4シーズンのボックスが届いたので、今日はめいっぱい観ました。 このシーズンは、その前の3シーズンに比べて、トム・パリス(森川さん)の人生の大きな転機がふたたび訪れます。恋人が出来て、その女性との関係が深まります。そんなわけで、愛のささやきやら、キスシーンやら、いろいろ良いセリフが聴けて森川ファンとしても楽しいシーズンです。トムのレトロ趣味全開のお話(188話)なども出てきます。 今回、トム役のマクニールの声と森川さんを交互に聴き比べて、ルーツオブ森川節を確認。そうなんですよ〜私の大好きな『あ〜ぁ』という、すこし途中が持ち上がる言い方、何かに感心したり納得したりする時の言い回しですが、これは、森川さん独自の言い方だったのです。これ、実に外画ちっくでステキ。でもって結構な頻度でBL作品のクール攻め系の役でも出てきます。ちょっと甘くて、ちょっとキザで、ちょっといたずらっぽくって、そしてクールな森川節万歳。 ボイジャーで森川さんが作り上げたプレイボーイで熱血漢でちょっと甘えん坊で義理がたくって、そして後輩思いで、勇気があって、知的で・・・というスタートレックでももっともいい男全開キャラクターのトムパリス。トムを演じるマクニールの演技もさることながら、シリーズ通して、パリスとともに成長している森川さんの演技を実感することができて、とっても印象的。これがダーマ&グレッグでの絶妙ないい男グレッグへと繋がっていくのか・・・。
不覚にも、ボイジャーに嵌ってて今日のFOXTV放送のダーマ&グレッグを見逃した(馬鹿だ私は!!)明日の再放送をキャッチできるか・・・ そんなわけで、真夜中に先週の録画をもう一回観て憂さ晴らし。 グレッグが仕事に嫌気がさして、ダーマにそそのかされて検事を辞職。ハンバーガーショップのコックさんを一時的にする話。ついでにグレッグのお父さんまで美容師に目覚めちゃうので大変な騒ぎに(笑)。前半に仕事放棄をお祝いするパーティで酔っぱらってKISSのI wanna be rock'nrolle all night〜〜〜〜とわめきながら歌ってくれます。爆笑。可愛い。30分とおしてはじけたグレッグやあわてるグレッグや落ち込むグレッグや奥さんにエッチな事を言うグレッグなど、森川ファンにはすごくおいしい回。最後に仕事に戻っちゃうんだけど、シリーズが進むと後半に出てくるお話の大きな伏線にもなってるらしいです。
昨日は時間の許す限りBLCDを聴き、今日は時間の許す限りヴォイジャーとダーマ&グレッグを観て、やっぱり海外ドラマの森川さんの軽快かつ絶妙ないい男演技は絶品だと思った。こういう積み重ねの経験が今の総ての仕事に生きているのではないかと思う。そしてBLの演技にも完璧に繋がってる。なんたって『あ〜ぁ』である。これはトム・パリスもグレッグも、そしてユアン(マクレガー)でもキアヌ(リーブス)でケダモノでもインテグラでもその他いろいろ出てくる。この『あ〜ぁ』が最高!
ボイジャーは放映開始最初からいきなりトムが大好きになって、シリーズが進むにつれてますます大好きになっていって、毎週毎週、本当に楽しみに観ていた。その頃はぜんぜん森川さんを意識していなかったが、今こうして森川さんの演技を意識してじまじとボイジャーを観ると、やはりパリスというキャラクターはステキだ。声もセリフも本当に森川さんで良かったなとつくづく思う。優しいし、甘いし、それでいてブリッジの操舵席では沈着冷静で理知的で有能というキャラを絶妙かつ若々しいセリフ回しと男前声のトーンで完璧に表現している。けっして高めにならない、そこそこにボリュームの有る体格を思わせる声、しかし太すぎないで絶妙な高さにコントロールされている。トムになりきっているからこそ出来る演技だと思う。
どうしても登場人物が多いしメインのクルーの個々のエピソードが順繰りで廻ってくるため、シーズンを通してトムが主人公になる回というのは数回しかなく、それ以外の回は操舵席に座ってるシーンが多くて出番も少ないが。全7シーズンを通して、一番人間的に成長したキャラクターだと思う。なにしろ風来坊みたいだった彼が、愛と友情に命を賭けて戦い、やがて結婚して父になるのである。まるで人生のシミュレーションである。
メリークリスマスだったのですね
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