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2004年12月27日(月) 私の仕事とBL

なぜだか、仕事が年末に向かうにしたがって雪崩のように押し寄せてくる
誰もが、年末年始に楽するために、人に一生懸命仕事を振る
そしてご都合主義のおじさんたちは、こぞって、全部年始の最初の日という
わけわかんねぇ日を締め切りにしやがる、自分は指示を出すだけだ
あほかぁ〜てめぇら、眼噛んで○ね〜って言いたいなぁ〜
本田雪彦君が久遠寺のためにずいぶん忙しそうだったけど、あれはあれで会社のためだったり
やったらやりがいがある成果に結びついてるように見えるけど
私のところに来てる仕事ってな・・・これじゃ申し訳なくて部下へ振れないよ・・・

エンジニアの仕事というのは、時に物理現象の限界に挑戦する必要がある。普通にやっていてはもう限界になるような状況でも、一生懸命考えて、その限界を打ち破る方法を探し出す。
そう、発明というのは、まるで無から有を生み出すみたいに思われているが、それは違う、魔法のように存在しないことを存在させて見せたり、物理の法則を捻じ曲げたりはできない。今まで知られていなかった新しい法則を見つけ出す事が、あるとき魔法のように見えるが、それでも、厳然たる事実はそこにある。なにも無から作り出したのではない、事実があって、それを見つけただけなのだ。実は目で見えている世界というのは、本当に限られたものだけだ。だからさまざまな方法を駆使して、いままで常識と思われていた事とは違う事をやってみたり、異なる見方をしていろいろなことを組み合わせてみたりしてみることで、新たな現状や法則を見出す、それが発明であり、発見であり、科学の進歩だ。

そんなわけで、今私は光に関係する物理法則をちょっとこねくり回している。
目に見える波長はもう使えないので、紫外線と呼ばれる波長のさらに短い波長の光を引っ張りだして・・・
おっと、日記にこんな硬い野暮な話は禁物だな

雪彦で思い出したのでBL話をしよう
置鮎さんと森川さんの攻VS受のカップリング(だんだんとBL専門用語が増えてきた(笑)・・・そのうち専門用語辞典が必要かも)は珍しいのだとか?まあ、初心者なのでよくはわからないが・・・
発想の転換や新しい組み合わせが生み出す科学的な価値は、BL界にも通用しているのか?森川と置鮎の新しい新境地が開拓できれば、リスナーが新鮮な驚きと喜びがあるはずだ。
以前にも言及したが、しあわせにできる2は本当に面白かった。
携帯のiモードのコンテンツの中の声優グランプリ>GirlsParty>パステルコレクションで
森川さんがインタビューで言っている話に興味を持った。しあわせにできる2で、森川さん演じる本田雪彦が、劇中でおかあさんと会うシーンがあって、このシーンを通して森川さんの中での雪彦のキャラクター設定が固まったという事、実に興味深い。実は聞いていてすごく雪彦の母親への愛とかやさしさ、家族への執着みたいなものを感じた。森川さんの演技のリアルさにも惚れ直した部分。特におかあさんへのしゃべり方、レジでの会話、その直後の会社の人との会話、かなり意識して使い分けている、それが微妙というか絶妙なので、演技の妙を楽しめる瞬間でもあり、ちょっとぞくぞくした。
実際、小説を書くとき(アマチュアですが・・・)もそうだ。登場人物の設定において、生い立ちや主な経験を考えて、その人物の性格設定を行い、それを肉付けして、各場面を想像したときに、こういう人間だったらどういう反応を示すだろうか?とか、どういう言葉をしゃべるだろうということを想像しながらストーリィを進める。だから、エピソードでの反応、しゃべることばはすべてが性格や人物の生い立ちや生活背景に基づいているはずだ。作家やリスナーがそういう部分でのリアリズムを追求しているときに、演じる俳優さんもやっぱり同じく、同じアプローチで自分の中での架空のキャラクターの性格付けを具体化しているはずだ、そうでないとありきたりな演技になってしまう。その過程できちんと肉付きのあるイメージが役者さんの中で形成されたならば、なりきり度というか、シンクロ度やリアリズムが高得点になるはずだし、リスナーはひたすら、なるほどなぁと納得してしまうに違いない。作品世界に完全に巻き込まれて楽しめる瞬間。いいねぇ〜

そういえば、春抱き5の感想を書いてないですね。自分の中ではまだまだ聴き足りないので、もう数回聴いたら書きます。それにしても、三木さんと森川さんの呼吸は絶妙。


まいける2004 |簡易メールシルバーナの船室(コラム)

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