この日もずっと避難所に居ました。
対策本部の人達もようやく『避難所からボアランティアを募る』という方法を取る事になったようです。 そりゃそうですよね。効率考えたら。 ある意味『三食昼寝付き、おまけで余震付き(T.T)』 とりあえず朝食で運搬のボランティアを。 バケツリレーの要領で味噌汁をパンの入れ物の中にいれて運搬。
生まれて初めてボランティアという物をしました(^^ゞ。 さすがにいい大人がただ飯くってるのも何かと・・・ どうも同じ思いの方が多いらしくかなりの人数が集まりました。 一番驚いたのは高校生くらいの人が参加した事。
見た目にはとてもそんな事をしそうにないような。。 見かけで判断しちゃダメって事ですね\(__ )。
さすがに人数が集まれば早い!今まで何十分も待たされた食事があっという間に運搬されました\(^O^)/ヤッター。
この方法の法が効率が良いと分かったのか、夕食でもおにぎりを握る人を 募集。 ママがボランティアに行きました。 むろん、弁当を作っているような主婦の方々。それも避難所にたくさん居ます。おにぎり数百個30分たらずで完成! そりゃ職員さん数人がするより早いですよ。奥様方ですもん。。。 おにぎりを握っていた時、ママの居たチームが異様に早かったそうです。 『このメンバーで弁当屋でもする?』なんて話をしてたそうで
はじめからこうすれば良かったんですが、さすがに本部の人も試行錯誤(^^ゞ。 避難所では『指示に従ってください!』的でも味噌汁の運搬の後で 『これでよさそうですか?どんな感じです??』と聞かれました。
誰だって始めての経験ですもんね。この平和な田舎町では・・ この日以降トイレ・食事・物資の積み替えにボランティアが募られました。
この日くらいから3食食べれるようになりました。
さて、この辺りです。報道の方がたくさんくるようになったのは。 インタビューを一生懸命されてました。 とても真剣な表情で・・・・
でも、避難所を見る限り、一番真剣な顔をしていたのはたぶん インタビューをしているお姉さん。 『なんかあったんですか?』
結局数分居ただけ。すぐに撤収です。 おいらのイメージですが、 『被災地というステージに上がってコメントした』という感じでした。 いつもテレビで見ていた光景の裏側を見た気分でした。 きっと『来る事に意義がある』のでしょう。
この日NTTから公衆電話到着!助かった(^^ゞ。 公衆電話といっても充電器に繋がれた多数の携帯電話。 充電サービスもあり、でも十分でした。ただ・・避難所からはきっとつながりにくかったでしょう。 結局避難所にいると自分からはかけられません、通話できないんです。 他からかかってきたのは入るんですが。
もし被災されたら、他の場所からかけてあげないと安否は確認できませんね。コンサート会場とかと同じで。
この日、暖かい味噌汁がとてもうまかった。 そして、避難所の人数も増え、半畳くらいになんとか体を曲げながら眠りこの日は終わりました。
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