針の穴に通された光
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2004年11月09日(火) |
SENNHEISERの魅力 |
ドイツ語。ゼンハイザーと読む。 放送局なんかではよく見かけるし、ヘッドフォンは思わずうなるほど 素晴らしい音を出してくれる、そういう音響機器メーカーだ。
このヘッドフォンにとりつかれたのは、今から4年ほど前。 初めて購入したヘッドフォンの音が、国内のメーカーが太刀打ちできないほど 原音を忠実に再現していたことに気が付いたからである。 それを耳にしたときのことは今でも忘れられない。
壁からニョキニョキと生えるヘッドフォンを片端から聞いていたわけだが、 一個だけ音がこもらず、クリアで、しかし音の幅がとてつもなく大きい ヘッドフォンがあった。 まるでヘッドフォンをしていないかのように、耳との間の障害物は 無くなったのである。 それがSENNHEISERのヘッドフォンだ。
言っちゃ悪いが、他のヘッドフォンはどうしても音が誇張される。 エフェクトが鼻につく。 耳との間に壁を感じる。ヘッドフォンをしているという感じが抜けない。 早くはずして、スピーカーから聞きたくなる。
それらを一切排除して、実に豊かな音を提供してくれるまさにモンスター。 好きな音楽ならなおのこと、このヘッドフォンは手放せない。 音を外に出せないからのヘッドフォンでは決してない。 好きな音楽を聴きたいからこそのヘッドフォン。 こういうヘッドフォンに出会えて良かったと心の底から思う。
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