Blue tears...小雪

 

 

新年会。 - 2005年01月09日(日)

ゆき、ヒロ、私。
同い年3人組の新年会を地元のダイニング系中華屋さんで行った。
天気も良くて鬱もなんのその。朝からくわくわく、どきどき。
皆に会うのは去年の夏以来だもの。

駅改札で待ち合わせ。
互いを見付けたとたん「わー、おひさ!おひさ!」と自然に手をあげて大喜び。
毎回本能的に出る女子的行動に笑えて恥ずかしかったけどみんなが自然な笑顔。

中華のランチと少しだけお酒。昼間から。いいじゃん。これこそ大人の醍醐味でしょ
明るい日差しの差し込む窓側の席で新年の乾杯
そして相変わらずのたわいもないおしゃべり(愚痴多し)がただただ楽しくて。

ゆきは今年いよいよ彼氏と結婚?
デリケートな話題だったから余り突っ込めなかったけど
ゆきがカレを語る様子からいい感じが伝わってきて自然とそう感じたよ
去年のクリスマス彼氏に買ってもらったんだーって言ってたキャメルのブーツ。
細く華奢なゆきの足にぴったりでお似合いで素敵だった。良かったね、ゆき。

ヒロ。給食の先生。来週からもう仕事初めだって。お疲れさまです。
給食室の厨房は朝から「戦場」だって。
かなり荒れ気味の手を見せてくれながらお米や野菜、調理用の大なべを洗うのも真水だって。
「ええぇーっ、ひどいねぇ!」ゆきとふたり声を荒げた。
だけど生ゴマを大なべで炒るんだって話。初めて知ったすごいすごい。
ヒロ自身はまだ新米で大先輩達の助けでようやく続いてるって謙遜。偉いよ、十分。
かつをぶしを焦がしてチリチリにしちゃった話。もう可笑しくてお腹痛かったよ、ヒロぉ〜
「給食で美味しかったのは何ですか?」って感謝の会で生徒達に質問したら
「デザートのメロンゼリーが美味しかったです!」と。
ヒロ「あれは数配っただけなのにぃー」ってガックリ苦笑いした話も微笑ましかったよ
「でもさぁ、やっぱりあげぱんが一番人気なんだよねぇー」って。
そうか。いつの時代の子供も「あげぱん」が好きなのね。
小学校時代にいい思い出は何ひとつ無いけどなんか懐かしくて嬉しかった。
今は昔。
給食に出た「あげぱん」美味しかったねってもう本物を口にできない大人になってしまったねってゆきと嘆き笑い。
給食は残っても絶対職員はお持ち帰りは出来ないんだって。へぇー。もったいない。
それはやっぱり「学校」と言うお役所的管轄内のルールがあるらしい
聞くこと全てが新鮮で聞き入るばかりの私。
ヒロはマシンガントークで自分のヘコミ話もみんなオープンに面白く話してくれる「達人」
ご本人はそれを全然意識してないけどそこがまたいい所。
大変で重要な仕事。待遇の悪さにも負けないでやってるヒロを尊敬してるよ。がんばってね、ヒロ。

私はと言うと。
ランチ後我が家へ二人を呼ぶっていう大きいイベントが控えていて正直余り食べた気がしなかった。
前の日から大掃除。始めだしたら目に余るどうでもいい物が山のように溢れ出す始末。
何をどこまで片付けたらいいのか途中途方に暮れ勢いで招く言葉を発した自分に鬱。
見かねた夫が「十分綺麗だし余り生活感無い部屋ってわざとらしいよ?」って。
そっか。そうだ。そうかも。なら、いいや、いいんだ、じゃもう終わり〜
どっか完璧主義的な私を知ってる夫の一言はタイミングよく焦ってた心に届き私を納得させた
君ってたまに言い事言うね。だから好きになったし結婚したんだなぁ〜って思わぬ良い思考にまで。

ともかく我が家にお客様が来るのはひさびさ。でもそこは女ともだちのヒロとゆきだもん。
そもそも、今更かっこつけたり見栄張ってお迎えするような仲じゃない。

よく遊んだ。旅行とか遠出はみんな忙しくてなかなか実現してないけど。
合コンにパーティ。ワインの試飲会などなど。夜中24時スタートのカラオケ練習会などなど。
カクテルの飲み比べ、バーのはしご。エステのはしご。エトセトラ。
今日も仕事をはじめ最新のコスメ情報交換からお肌のコンディション。夜中に見るCATVの衝動買い。
彼氏や夫との愛の営みの話まで。
それはそれはここには書ききれない程色んな事みんなよく話した。
夕食に軽くピザを食べ我が家からカラオケに移動し2時間歌いお開きは夜の10時半過ぎ。
いつもだけどあっと言う間。
こんな楽しい一日。心から楽しかったのは久しぶり。去年みんなと合った日以来かも
大人になってシガラミの無いナチュラルな関係。何でも話せるふたりの存在は大きくて支えられてる。
こんな大人になって初めて心から「友だち」って呼び合えるみんなに出会える事が出来て
ここまでの苦しみと寂しさが少し和らぐ夢のような時間。

次回の会にもまたみんな笑顔で会えますように。
壊れても会えます様に。助け合える仲が続きますように。
心がすっぴんの「女友だち」。
今年もどうぞよろしくね。先に謝っておくね。深夜、早朝のメールで心配かけたらごめん。
ふたりの不安や悩みもまた受けとめるから。受けとめて。
特別じゃなくいつでも普通に会える仲でいよう。ずっとずっとね。


今日はありがとう。ありがとう。ゆき、ヒロ、大好き。



小雪。

追記。 「君の友人を呼んだから次は僕の番だよね?」って君。
     来ると思ったその言葉。
     「え?嫌に決まってるじゃん。」私。当然却下でしょ。










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