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女優。 - 2005年03月01日(火) 彼女が逝ってもう一週間目の朝だ。 真夜中。ディスプレイに飛び込んで来たニュースに私は大きく揺れた。 「自殺。」 「うつ病が原因か?」 「現場には家族に綴ったとされる彼女自らの血の遺書が…」 そんな。そんな。なんて悲しいニュース。 正直彼女の事はこのニュースを見るまで全く知る由もない私だったけど 壮絶さを語る終わり方とその理由は余りにショックだった。 トピックを頼りに見つけてはじめて見るその人は若くて美しい女優。 見た目など関係無い。作り笑顔なら私だって負けやしないだろう。 だけど どんな悩みを?どんな闇を心に抱えたまま?なぜ誰も気づいてあげられなかった? 真相はまだ謎とされている。 きっと誰も本当の理由など見つけられやしないだろう。 だってそうした心は彼女しか知らなくて そしてその彼女はもういない。 だけどだけど。 病が原因ならと思うと他人事とは流せない程この一週間は気持ちが沈み今も沈んでいる。 今朝、メディアは全く別のニュースに溢れている。流れている。だから嫌いだ。 でもそれが世の中。 だけど私は流されない。 流されるもんかと必死にとどまりもせず流れもせず今日もここに。 今日はこれから病院。 外は3月に入ったとは思えないほど寒い。治るのだと信じてなきゃ出てなどけない。 心はこんなにも沈んでるけど信じたい気持ちがまだある。 だから私は私が行かなければ「始まらない場所」へ…。 そんなあなたの世界の「コトバ」に背を押されて行ってきます。 ありがとう。 小雪。 亡くなられた彼女の心が星になり夜空でこの俗世で叶えられなかった夢 ひとりぼっちのまま逝ってしまわれた心が 少しでもひとつでも安らぎ微笑んでますように。輝きますように。 ...
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