Blue tears...小雪

 

 

マリリン。 - 2005年11月07日(月)

一人の歌姫が逝った。

当時確か 『和製マドンナ』 と世間やオトナ達は勝手にはやし立て呼んでたっけ
『マドンナ』 と呼ぶ程ロックでもななかったのにね。 
フリフリドレスのアイドル全盛期に。 ヘソ出し 網タイにブーツ。
コケティッシュなルックス なのに幼い可愛さ。
それが新鮮だった そんな時代のアイドル。


男の子達は 歌の通り 貴女に釘付けに。

でも 女の子のファンも多かったように思う。
媚びない可愛さがあったから。

そして 華奢なその身体から溢れる歌声やパワーは 当時のアイドルの郡を抜いていた。


そんな貴女が その後アイドルを脱皮し本格派ミュージカル女優に成長を果たしたのは有名。

脱皮出来ないまま年だけ取り バラエティー番組で顔を流す元アイドル達に比べたら
歌唱力を磨きずっと歌う事にこだわり すごいカッコイイ人だなと思っていた。

歌姫は

最期にどんな歌を口ずさみながら 星へ流れ往く舟に乗ったのだろう。

最期まで頑張った自分自身へのレクイエム?

ううん。 きっと眩い舞台で何度も歌った 愛しい人を想う 恋歌。
 
ね。 そうでしょう?

マリリン。


だけど もっともっと 歌いたかったの って叫び。
写し出される貴女の写真見ていたら やっぱりそう聞こえてきそうで胸が熱くなった。



享年38歳。  奇しくも兄と同じ年齢とその闘病名。

此処の前にいて それを知り 無反応でいられる訳が無い。



心からお悔やみ申し上げます。







小雪



ネットに飛び込んだニュース。 
多分 父もこの時間帯はネットしてるはず。 ていうか。明日からのワイドショーはコレばかりだろう。
嫌でも目にする。 私は此処で。
父。 何を思う? 母。 何を思う?
兄の戒名刻んでもらう為 お寺に一旦預けたお位牌を受取りに 本日また京都まで。
悲しみの往復 供養の旅路 まだまだ始まったばかり。

新幹線から流れる風景 いつか晴れるの?

雨でも いい。 ずっとずっと元気でいて。 お願い。 父よ 母よ  
 












...




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