下の写真はエノキダケではないのだ。 イソギンチャクでもない。 妖怪モジョモジョの髪の毛でもない。 この写真はツバキの花を近くで見た時の写真なのだ。
ボクの散歩道にはツバキの木がたくさん生えていて、ツバキの花もたく さん咲いている。 ツバキの花はボクが届かないような高いところに咲いているのだが、こ の花はボクが鼻先を突っ込んで香りを嗅ぐことができるくらい下の方に 咲いていた親切なツバキの花なのだ。
このツバキの花はお日さまに背を向けて咲いていたので、ボクはてっき りこの花がいじけているのだと思ったのだが、花の中に顔を突っ込んで みたら、この花はお日さまに背を向けて咲いた方がきれいなのだと気が ついた。
お日さまの光が透けて見える花びらも、うっすらとピンク色の光を受け て頬を赤くした真ん中の部分も本当に美しいものだった。 さすが「椿」という美しい名前を持った花だけあって、日本女性のよう に控えめな美しさなのだ!

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