ゲンゾー日記
2008年04月14日(月)  コケ 

ボクの庭にはもう使われていない古い井戸があって、そのまわりはいつ
でも地面が濡れている。
ボクはミニミニ湿地帯と呼んでいるのだ。
このミニミニ湿地帯にはジメジメしたところが大好きな植物がいろいろ
生えているが、その中でもボクが気になっているのは、下の写真のコケ
なのである。

「コケの種類のことはよくわからないけれど、たぶんアブラゴケかな」
とアキコが言っていた。
遠くから見るとただのコケなのだが、近くで見ると葉が半透明で、薄い
表面の膜の中に本当に油が満たされているように見える、とてもきれい
な葉っぱをしているのだ。

コケの上を歩くとフワフワしていて、足の裏に冷たいコケの感触が伝わ
ってくる。
このコケのカーペットを敷いてお昼寝をしたいのだが、ここでお昼寝を
したら、ボクもジメジメした犬になってしまうだろうか。


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