ことばとこたまてばこ
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1970年01月15日(木) 舐めへずりあい

大江戸線の春日駅の階段で、レズっている女の子たちを見た。
ふたりとも大人びた学校の制服を着ていたが、中学生後半や高校生というには少し顔の輪郭がつるんとしていた。だからなんとなく小学生に近い中学生、そのあたりかと思う。


攻めの子は眼鏡で、受けの子はショートカット。
眼鏡の女の子はショートカットの股に顔をうずくめながら、片手はショートカットの子の背中に回して抱きかかえ、もう片手はスカートの中につっこんでいた。ショートカットの子は顔を駅の天井に向けてきつく目を閉じている。
しかし両足は眼鏡の子がまさぐりやりやすいように、配慮されていたのかすげぇ開いていた。きっと体操部の経験があろう。時々短くけいれんをしながらも、膝が眼鏡の子のおっぱいを押しつぶしながら一定の間隔でもってゆらゆら愛撫をしている。おれはそれに気づくと素直にうめぇなぁ、と思った。
眼鏡の子が顔を上げて笑った。ふたりは数秒ほど見つめあい、またレズる。汗でズリ落ちる眼鏡をくいくいくいと何回も戻しながら行為を続ける子を見ておれは眼鏡外してやればいいのになぁ、なんて思った。
そんなことをふたりは駅の階段で繰り返す。通行人は見ていないのか見えていないのか見たくないのか、だれもがふたりのそばを通り過ぎてゆく。

夏の暑い日に大量の汗と粘液にまみれて互いが互いの気持ちいいところをいぢくりあう。おれは汗で腕が相手にぺたぺた張りつくあのなんとも不愉快な感覚が思い起こされて、あのふたりはぺたぺたが行き過ぎてやがて溶けてシャム双生児のように一緒なるんじゃないかって思わせるくらい。それほどふたりは汗だらけでずっといぢくりあっていた。恍惚の顔でいるショートカットの子の表情を見ていると、ひとつの疑問が生まれてふくれあがった。


あえぎ声ってどんな声なんだろう。やらしいのかな。熱いのかな。深いのかな。粘るのかな。


あれ、強烈なセックスがしたくなっちゃった。へけ、普通にえろだったおれだった


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