ことばとこたまてばこ
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愛が生まれた、 その奇跡のような瞬間を 無神経に臆面もなく 愛愛愛愛愛愛と 言いたくはない。
そもそも 愛という言葉は 一度しか使えないという 禁じ手のような意味合いを 含んでいたからこそ 言いつ、言われつ、 得も言われぬ程に ぞくぞくするようなー… 全身全霊をもって 泣きたくなるようなー… そんなことが可能なはずなのです。
恥ずかしいほど 欲張りでわがままなわたしは どこにでもありそうな だれにでも感じそうな そんな うすらぼけた言葉なんて 必要もありません。
言ってしまうと、 言われてしまうと、 相手もわたしも 存外に傷ついてしまう そんな言葉。
その傷は暖かくも熱くて、 激痛を伴えども心地が良くて、 そんな言葉。
狂おしいほどにいやらしくー… 情けないほどにみっともなくー… そんな状態にこそ この言葉は絶対的な 価値があるのです。
わたしは欲します。 わたしは信じます。
まるでびしょびしょに 濡れてしまいそうな 愛の言葉を。
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