ことばとこたまてばこ
DiaryINDEX|past|will
花粉迅雷のこの季節はマスクをする人が多い。私はどんなに親身深き方であろうともマスクをする人たちを見るにつれて、常に底知れぬ恐怖をちりちり感じてしまう。
私はろう者。そのことを前提にして。 母語は手話。そのことを前提にして。
手話は表情あって然り、のもの。私にとっては誰であろうと顔全体の皺一本に及ぶ微細な表情あって初めて会話ができるのだ。その顔半分がマスクによって覆われる、そのことはすわなち言語が一刀両断されたに等しい。
怖いんだ。 恐ろしいのですよ。
いやほんと恐怖を感じて。
ですのであって私はたとえどれほど花粉がひどかれども、マスクはつけない。つけないもんね。つけないもんだ〜ぁ。ひんひん、ばぶっしょん!
|