ことばとこたまてばこ DiaryINDEX|past|will
道にわっかが落ちていた。そのわっかの触覚といえばなんだか妙にぬらぬらしており、舐めてみると苦くてしょっぱくある。わっかを好奇心に流されるままあちゃこちゃ振り回す。するとわっかが手からすっぽ抜け、宙を舞い、おれの脳天に直撃した。すると大小様々な青白い球体が発光しながら浮遊している様子がまざまざと見えるようになった。あの球体はなんだろか。球体に手を伸ばしてみるとそれはぶよぶよしていて肉のような質感。手を通じて球体の叫ぶ声が響く。それは怒気をはらんでいるとても強烈な声。
陽
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