●
mail
●
homepage
●
前の寝言
●
次の寝言
2005年04月19日(火) てのひらの中に廃園
今日も激しく晴れている。最近ずっとお天気でいいなぁ。
ベランダに椅子を出してダーとお茶した。
外(と言ってもベランダなんだけど)でお茶するのは気持ち良い。
良く分らない蔦のような苔のようなものが植えてあった鉢を貰って、庭を作る事にした。
石を埋めて、芝生の種を蒔いて…。
そんで、苔も整えて、ザクロやオレンジの小さい樹も植えた。
オォ!庭っぽい庭っぽい!
それもなんだか朽ちた廃園だ。
そうか…、廃園にしよう!
針金を繋いで、ドーム?を作った。
即興で形は崩れているけれど、なんたって廃園だ。
昔はきっと、この庭にはちゃんと屋根がついていたんだ。
ドーム型で、薄いガラスがはめてある屋根だ。
だが、年老いた主人もとうとう死に、庭も徐々に朽ちていった…。
ドームの骨組みだけが半分残り、そこには蔦がびっしりと絡み付いているのである…。
そうか…蔦を植えて針金に這わせよう…。ふふふ。
などとブツブツと妄想をしながら石に霧吹きをかけるワシ。
苔がもっと生えてくれなきゃ〜。廃園らしくね。
なんだか朽ち果てた廃園の儚く冷たいイメージとは裏腹に、作っている本人は熱くなってきた。
廃園バンザイ!うりゃっ!
ちょっとアップで撮ると、凄くそれっぽく見える。
「あ〜、この庭に行きてェ…」
と妄想を口に出すと、ダーが「合成すれば?」と言った。
な…なるほど。
これはまた一つお話が作れそうだゾ。
↓ランキング参加中^-^
目次に戻る