今の彼の仕事は
終る時間が不定
早ければだいたい19時
遅いと21時くらい
でも場合によってはそれ以上遅くなったりする
彼の職場から今回の待ち合わせの某駅まで
1時間ちょっとかかるし
仕事が終ってから仕度して駅まで歩いて・・・って考えると
更にもう少し遅くなる
私は昼間用事を済ませて
待ち合わせの場所まで
1時間ぐらいで行ける場所で
時間つぶしてた
仕事の合間の
トイレ休憩で
彼から短いメールが入ったけど
どうやら遅くなりそうで・・・
最初に考えていた
牡蠣鍋食べた〜い! お泊りは××ね!
ってプランは
お店の営業時間を考えると
変更せざるを得なくなった
暇つぶしがてら
ネットでいろいろ調べていたら
時間なんてあっという間に経ってしまって
気がついたら
22時を過ぎていた
メールもなくて
なんだか急にとても寂しくなって
とりあえず待ち合わせの場所へ向かうことで
気持ちを紛らすことにした
車を走らせて30分後
彼からやっとメール
今終わり
今までで最長になってしまいました ハ・・・ハハハ
着替えて外に出たら電話するね
はい
早ければの時間だったら
3時間早く逢えてた
3時間も遅くなっちゃった・・・
一瞬悔しくなって
その不満を
どこかにぶつけたい気持ちになったけど
たぶん彼は
同じような気持ちの上に
長引いた仕事でいつもより疲れてる
そんな彼にぶつけられないし
彼を労うくらいじゃないといけないな・・・って
思って
かけてきた電話で
遅くなっちゃったね ごめんね
って言う彼に
仕事だもん仕方ないよ 遅くまでお疲れさま
そう言って貰えると 気が楽になるよ ありがとう
何時に着くか 教えてね
うん、調べてメールするね
イライラしないで
やさしい気持ちで
話すことができてよかった♪
彼が携帯で調べた某駅到着時間は
0時を少し過ぎた時間で
逢うのが明日になるね
そっか・・・
今日中に逢えないんだな・・・って
思いながら
ゆっくり運転して
駅へ向かった
彼の到着予定まで約1時間
ネットで調べて置いたLHの場所を確認して
駐車場を確保して・・・
彼の到着を待ってた
今日は
家を出たとき別の服を着ていて
途中で着替えた
初めて着た服で
新しく買ったブーツと合わせてみたら
頭で考えていたより
なんだかすごいかわいすぎる格好になってて
自分のトシを考えると
自分でドンビキ・・・
車を降りて
駅に向かう道で
明るい場所に行くのが
すごく恥ずかしくて
いたたまれない気持ちになった
今日さ・・・ なんかへんな格好になっちゃったの(+.+)
ハハ、奇抜?
ドンマイ、ブーツの合わせ方が イマイチまだわからん・・・って かんじかな?
だからあまり指摘しないでね
彼が駅に着いて
電話で場所を確認しながら
距離を縮めて・・・
会ったとき
ニヤニヤしながら
近づいてきた彼は
・・・・なーんだ 別に変じゃないよ
えー・・・でも可愛すぎるよ この格好は・・・すごいでしょ・・
うーん・・・ でもそれほどでもないよ 色合いも落ち着いているし
まぁ・・・トシだけ考えたら そうかもしれないけど 見た目はおかしくないよ
若作りしてる私と
年齢よりずっと若く見える彼
無理に若作りしているおばさんと
学生にしか見えないような彼
一緒に歩くのが
恥ずかしくなって
帽子を目深にかぶって
下を向いて歩いた
前にこの街を歩いたとき見かけて
気になっていたお店が
朝までやっているって
ネットで調べてわかっていたので
今日はそこで
生ビールで乾杯して
湯豆腐 お刺身盛り合わせ マグロのアゴ焼き 生牡蠣 チキンのサラダ
日本酒 熱燗
空きっ腹に
立て続けに呑んだので
すぐにくらくらしてきてしまったけど
それでもお酒も肴も美味しくて
こういうふうに
気持ちよく酔いながら
おいしいものを味わいながら
食べることの出来る相手は
彼しかいないなぁ・・・って
この時も感じていた
食べてるとき
呑んでるとき
その食材とか
お料理とか
お酒とか
今目の前にあるものの
話をしながら
こうやって美味しく味わえることに
感謝しながら
楽しく呑んだ
お店を出てLHへ向かうとき
酔ってて案内してなかったけど どうしたんだっけ・・?
・・・
あ・・・そうだ
駅からネオンが見えて
彼に連れて行ってもらったんだった
途中コンビニに寄って
朝ごはん代わりの野菜ジュースとか買って
でも買っている間も
私はフラフラしちゃうので
外のガードレールに腰掛けて待ってた
LHに着いたときには
もう午前2時をまわっていて
お部屋もラスト一部屋
部屋に入って
荷物を降ろして
後はまたもや
記憶が途切れ途切れ
いつものように
彼がお風呂のお湯を入れに行ってくれて
私はベッドに倒れ込んでた
バスルームから戻ってきた彼に・・・
彼のキスでビールが流し込まれて
あとは・・・
キスと
だんだん加速する気持ちと
どんどん潤っていく自分の奥
レギンスを片方だけ脱がされて
彼が挿入ってきて・・・
セックスしながら
キスで流し込まれるビールで
ますます酔っていって
いつもの自分じゃなくなって
いつも思ってる
声が出ちゃうとか
恥ずかしいとか
そんなのが
全部吹き飛んで
大きな声をあげて
自分から腰を動かして
彼とのsexで得られるすべてを感じようとしてた
だけどそんな時でも
不思議なことに
バスタブから流れ落ちるお湯の音は
耳に入ってきた
お湯があふれてるよ・・・
止めないと・・
彼は繋がったまま
私を持ち上げて
そのままバスルームの方へ
そして洗面台へ私を乗せて
その格好のまま
突いてきた・・・
そして
私を降ろすと
洗面台に臥せった私を残して
お湯を止めて戻ってきて
今度はそのまま後から突いてきた
洗面台の鏡の前で・・・
いつもならすごく恥ずかしいのに
そんなことを考えてる余裕もなく
乱れて
乱れて・・・
そこから
どんなふうにして
ベッドに戻ったかも
覚えていない
ベッドで
正常位で繋がって
バックで繋がって
感じる所に当たるように
自分で腰を動かして
羞恥心はどこかに消えて
ただただ
どん欲に快感を受け取ることだけに
自分の身体を使ってた
どんな形で果てたのかも
覚えていない
・・・・・・・
だいぶ経ってから
目を開けると
彼はシャツを着たまま
ぬいぐるみのくまさんのような格好で
枕に寄りかかって
右手にビールの缶を持って
無防備にチビカレを晒したまま
眠っていた
でも
私も
まだ朦朧としていて
動くことも
声をかけることも出来ずに
そのまままた眠ってしまった
・・・・・・・・・・・・
早朝
気がついたとき
部屋の明かりは点いていて
テレビはうるさく朝のテンションで・・・
昨日のsexのときのまま
服は着たまま
レギンスは片足だけ履いてて・・・
彼も
上は着たままで
おしりを出して寝てて
なんだかスゴイ格好で
二人でベッドにいた
一度ベッドから降りてみたけど
着ていたミニワンピを脱いで
片足だけくっついてたレギンスを脱いで
ルームライトを絞って
もう一度ベッドに潜り込んだ
TVのリモコンは
調子が悪いらしくて
言うことをきかなくて
音量を下げられない・・・
でも
まだ眠くて朦朧としていて
そのまま
また眠ってしまった
・・・・・・・・・・
次に目を覚ますと
私が起きたことで
彼もうっすら目を覚ました
おはよう・・・
って言ってキスをすると
彼が
ニコッっとして
その笑顔がかわいくて
おはよ・・・
って何度も言いながら
何度もキスした
しばらくごろごろしてから
昨夜、結局入らなかったバスタブのお湯を入れ直した
彼が柚子を持ってきてくれてたので
ゆず湯にして
バスタブに身体を沈めた
しばらくして
起きてきた彼も
お湯にゆっくり浸かった・・・
昨夜
遅くに呑んで
sexしたのに
いつもより
目覚めがいい彼
バスタブで
向かい合わせで
昨日は激しかったね・・・ ユリちゃん自分で腰動かしてたよ すごく気持ちよかった
すごく乱れてて うれしかった
自分の醜態は
あまり記憶がないから
それほど恥ずかしくなかったけど
でも断片的にでも
覚えている感触が
よみがえってきてしまう
あまり覚えてないもん・・・ 知らないよっ
って言って
ごまかした
バスから上がって
昨夜コンビニで買った野菜ジュースと
豆乳を飲んで・・・
それから
ゆっくりsexした
昨日はいきなり挿入れちゃったから・・・
って言って
たくさんのキスをくれて
指でたくさん感じさせてくれた
彼の指と
唇と
声・・・で
何度も何度も
吹いた
何度か逝かされたあと
今度は私が・・・
唇・・・
胸・・
たくさんキスしてから
彼のを・・・
唇と
舌と
口の中を
全部使って気持ちよくなるように・・・
彼の感じ方を想像しながら続けた
こっちにおいで・・・
って彼が抱き寄せてくれて
抱き合って
また彼の指で
登りつめて・・・
彼が挿入ってきて
なんども吹いて
彼の上に乗せられて
自分で気持ちいい場所に当たるように
腰を動かして・・・
そのかたちでも
まだどんどん吹いて
ベッドをたくさん濡らして
果てた・・・・
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