埋め合わせするように?
またこっちに近い場所
私の家からは1時間くらい
彼の家からは3時間くらい
電車を乗り継いで
逢いに来てくれる
某映画が
観たくなって
彼に言うと
俺も観たかったんだよね
って
電車のなかで
上映映画館と時間を調べてくれて
待ち合わせの駅を変更して
急いで映画館へ向かった
朝一の上映に間に合った
人間も動物も 過酷な環境で 頑張って生きているものたちが
楽をして生きてく人間の所為で 環境が変わって一番始めに犠牲になる
神様なんていない・・・って思う
って
美しい自然の映像を見せつけられながら
思い知らされる内容で
私が前に彼に言ったことがあったから
彼もそれを思い出してくれてたらしい
美しい映画
映画館の大きなスクリーンで観たい映画
同じように感じてくれる彼と観ることが出来て
よかった・・・
昼食は
バイキングのカレー
味は美味しかったけど
バイキングなのに
冷めてる
もっと熱々だったら よかったのにな
車で街の方へ走っていたら
文房具屋さんを発見
画材とか
文房具とか
雑貨も置いているお店で
興味のある品物を
別々に見てたり
一緒に眺めたり
かなり長い時間を過ごしてた
ショップを後にしたら
もう夕方・・・
彼は前日に
一泊二日でスノボに行って帰ったところで
今朝も早起きしてるから
眠そうだったから
少し車を走らせた公園の駐車場で
少し休む
ほんの20分くらいだけど
あっという間に暗くなった
ショッピングモールの中の
食品売り場に行って
酒の肴、つまみになるものを買って
LHへ
またいつものようにお風呂にお湯を溜めてくれる彼
でも今日は
先に食事とお酒
少しだけホテルで頼んで
生ビールで乾杯
買ってきた赤ワインと
クラッカーにカマンベールチーズと生ハムをのせて
用意してくれるのは彼
私が選んだワインを
こういうのが呑みたかったんだよ
って言ってくれて
呑んで食べて呑んで
ワインが空になって
ウィスキーの水割りにして
キスして・・・
ソファーで
全部脱がされて
指で逝かされて
彼の上に跨って
彼の頭を抱くと
愛しい気持ちがあふれてくる
もう
わだかまりとか
しこりとか
そういう気持ちはなくなって
ただ
いままで抑えてた心配する気持ちが
出てしまう
彼は
心配されるより
面倒みてもらうより
面倒見る方が好きで
心配されたり
面倒みられたりすることは
頼りないって思われてると
感じるみたいだったから
なるべくそういうことは
口に出さないようにしていたんだけど
彼の頭を抱いて
彼の唇が
私の胸に
男女の営みのさなかに
愛しい守りたい気持ちが
あふれてくる
このままここでして!
って言ったのは私なのに
やっぱりベッドに連れて
って
ってお願いした
抱き合いながら
ベッドへ
彼は
動きながら
ユリ、ユリ、ユリ・・・
って
何度も私の名を呼んでくれた
大きい波、うねりに飲み込まれて
溺れちゃいそう
果てた後のことは
どうなっていたのか
どうしていたのか
なにも覚えてない
すぐに眠ってしまったのか・・・
夜中に気がついたけど
うとうとしながら
時間が過ぎていった
|