不機嫌なブーケ QLOOKアクセス解析

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2006年06月16日(金) 熱出す息子。


息子が流行り風邪で熱を出す。
冷却ジェルシートを額、腋に貼り、更にに貼った時 寝ぼけて
「○○、○○、やめて〜っ」 と言われた。
○○はクラスの女の子の名前である。
大人しい女の子で、夢の中でもなければ決してそんな悪戯はしない
のであろうが、それにしても失礼な夢を見ているものだ。
眠りが浅いのだろう。

雨が窓を叩いている、風が吹きつけている。
子供は熱を出すもので、私たちもそれを繰り返して大きくなったのだが
そうは言っても、やっぱり心穏やかではいられない。

旧式のゴムの水枕を作りながら「明日どうしようか?」と母と相談する。
明日は近所のショッピングモールへクジ引きに行く予定であったのだ。
こんな時に限って、相当数の抽選券を持ってたりする。
「どうせポケットティッシュが山になるだけだし」
「でも商品券が結構当たるんだよね、もったいないよねえ」
明日は今以上の大雨になるだろう。


日々は こんな事の繰り返しだ。
息子を見ていると、何がそんなに嬉しいのだろうと言うような顔をして
毎日を生きている。
ほぼ毎日学校で、大きな図体をして泣いたりもしている様子だが、それでも
自分を取り巻く、あらゆる物や事に興味があり、好きであるらしい。

息子は息子であり、そこに自分の希望を重ねて見るわけではないが
子供と言う生き物自体が 希望を体現しているように思えるのは本当だ。
聞いた話によると、ある年齢までは、そうであると言う。


買ったばかりの自転車が、カバーがかかったまま玄関に置かれている。
熱が下がり、雨が上がるまで、ほんの数日の事なのだろうが 今は私まで
待ち遠しい。








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