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2006年07月05日(水) 空気とキャラ。


空気嫁

どこぞの匿名掲示板を真似て、誤変換を入れて書いてみた。
「空気を読む」と言う言葉は、確かに昔から使っていたと言う気は
しないが、余りにも最近では身近になってしまったので
ごくごく一般的な日本語の使い方なのかと思って辞書を引いたら無かった


その代わり鼻毛を読むと言う言葉を発見(大辞林)

『女が自分にほれている男の心を見すかして翻弄(ほんろう)する。鼻毛を数える』

恐入つたと、鼻毛を読まして讃(ほ)めて遣(や)るんだ
〔出展: 婦系図(鏡花)〕

判った様な気になったのが、鏡花の例を見てまた判らなくなってしまった。
鼻毛は女が読むんだから、男の鼻毛なんだよね?
しまった。脱線した。


空気を読むと言う言葉、古くからあるわけではないけれど使いやすい。
似た言葉は もっとまどろっこしいい言い方だが、昔からあり、それは
人間関係を築いて行く上で確かに大事なものである。
だが、行く川の流れは絶えずしてしかも元の水にあらず(何だっけ)
空気読めの言うところは それと似た古くからある言葉と、やはり少しだけ
違っている。


小学2年生、早くも空気を読む事を学び始める。
場の流れや雰囲気がどうこうと言うのは、掛け算も出来ない癖に少し高尚だ。
だが空気を読む事は、手っ取り早い人間関係作りに 今や重要である様子だ。
私たちが幼かった頃より、コミュニケーションの手段は多様になり話題も
豊富で多岐に渡り、何しろ話しの流れの早い事。
それらに上手に対応し・・・と言う子が早く出て来る傾向にある分、全体に
それが求められるのも 自ずと早くなるのだ。
空気読める子、読めない子、半分半分なので揉めている。
うちの子は典型的に読めないタイプ。一生読めないのではないかと
心配になって来る。


キレキャラと言う言葉はごく最近聞いた。
さすがに「私ってこう言うキャラだから〜」と言った使い方をするお母さんが
少なくとも私の周囲にはいなかった事もある。
だがこの〜キャラと言う分類も、子供同士の間では じきに出て来そうな気配である。
小学4年生辺りで半強制的にキャラ決定かあ。
私たちの子供の頃は やっぱりこんな呼び方呼ばれ方も無かったなあと思う。
勉強の出来る子、給食を残す子、良く泣く子とか、かなあ。


自分の子が「オレって○○キャラだからさ〜」なんて言い出したら、どうかなあ。
何か一言、言ってやりたくなるだろうな。
「そりゃ失敗だっ」 とかね。







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