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2007年01月19日(金) お花の名前。


今年は暖冬で、お正月はほとんど雪が降らなかった。
暖かい冬は時々あるけれど、大体お正月くらいの雪の量は
決まっているので、土が見えるお正月と言うのはこの辺りでは
とても珍しい気がする。

土が見えると花が咲く。大抵は蕾も持たないのだけど稀に
雪さえなければ咲いちゃうと言う丈夫な連中がいるのだ。

今年はローンデイジーが花を付けた。春になるとホームセンターで
一斉に売りに出されるF1品種の翌年咲かないものではなくて
ヨーロッパ産の野生のデイジーだ。増えるのが困る。
それとケープを着たウサギの様な花を咲かせるツタカラクサ
これも常緑で、気温が上がると蕾を付ける。増えるのが困る。

お正月に花が咲くと言うと言うのは何だか縁起が・・・少なくとも
悪くはない
気がしたので人に写真を送ってみた。
すると「これはデイジー?」と言う答え。

相手は知り合いの男性の方なのだが、これには驚いた。
男性は、花には全く無関心、無頓着と経験上思い込んでいたからだ。
蘭の育成、菊、ミニ盆栽などやる人もいるけれど、そう言う人は
やっぱり独特の花との接し方をしていて、専門知識を駆使しスキルを
伸ばして行く感じ。
他は大抵 花はみんなアサガオ と思い込んでいる節がある。
それか ひまわりか。 「違う」と指摘すると「ああ、そうか」で
終わりになったりするものである。 別に構わないけど。

男性が花の話を持ち出すと、ちょっと聞き入ってしまう。
南の国の、非常に特殊な形をした花。 それが実際に咲いている風景。


デイジーは別名ひなぎくと言う。トキシラズと呼ばれる事もある。
園芸品種にされちゃう前は、普通に道端に咲いてた。
今は大抵、越冬できない。種も株も残せないからだ。
冬を越し、増えるのは特殊な品種だけなのだ。

そう、デイジー、うちは白いやつばっかりだけど。
春先の庭は真っ白。多少踏まれても平気。

南の花の話をしてくれた人は「その花は自分は余り好きではない」と
言った。花はプロテア。♪花屋の店先に並ん♪でるような花で
花びらのように見えるのはガクである。

私はデイジーやフウロ草が好き。そしてワスレナグサ。
待ち遠しい。春が来るのが。
最近こう言うと、必ず鼻炎派から抗議されるのだが、待ち遠しい。
お正月に咲いてた花は また雪に埋もれた。
だが枯れる事はなく、じっと暖かくなる日が来るのを待っている。

花の話が出来る男性ってのもちょっといいですね。
個人的には、そう思います。









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