Cafe*桜*BISCUIT
手術の記録と経過報告。
「天井の絵を見ててください」と言われる前に気づいて納得。
ああ、これが美容師さんの言ってた…目玉の親父か……!!




一夜明けました。昨夜から目薬漬けです。眼帯して独眼竜と化してますが、透明プラスチックなので目はちゃんと見えてます。
今日は術後検診。手術の翌日と1週間後、1ヶ月後と続きます。


手術の感想。



思ったより苦行。



片目だけだったので5分かそこらだったと思うけど、とにかく早く終われと念じておりました。


待合室で貴重品以外の荷物を預け、手術要綱と処方される目薬の説明書きをもらいました。手術要綱の中に「手術中はスタッフが手を握っているので身体の力を抜いてください」という一文を発見。最新の技術で治療するのに、意外なところでアナクロなんですね。昔に聞いた産婦人科の話で、分娩中にスタッフが「ふるさと」を合唱するというのを思い出しました。緊張するとまばたきが多くなったり目がきょろきょろして手術しにくいからだそうで。緊張を和らげる薬を飲みますかと聞かれてそれほどでもないだろうと断ったけど、隣に座ってた男性(奥さんだか彼女だかが付き添いで来てた)が同じことを聞かれて焦りながらもらっているのを見てちょっと後悔。
その後軽く診察してから待機室に入り、手術用のキャップをかぶって麻酔薬を点眼。呼ばれて手術室に入ると、5、6人のスタッフに囲まれて手術台に寝かされました。そこで目玉の親父です。紹介してくれた美容師さんがやったときにやはり衝撃を受けたそうです。私のときは「天井の絵を〜」と言われたけど、その人のときは何も言われず、親父かよ親父かよーと思いながら寝ていたと。しかしこれってどこのクリニックでも共通なんだろうか…
実際手術が始まると、台が動いたり点滅するオレンジの光を見てくださいと言われて、すぐに父さんどころではなくなってしまいましたが。まぶたをガーッと開かされて固定器具をはめられ、ぐいぐい押しつけられて涙は出るし、ぼやけた光しか見えないと聞いてたけど明らかに目の上でなんか動いてるの見えるし、オレンジの光はときどき視界から消えて焦るし…ちゃんとできてんのかなー中止しますとか言われたらどーしよっかなーとかぐるぐる考えて、うわー心臓止まるわコレとか思ったり。絶叫マシンに乗ってる感覚によく似てた。気がつけば握られてる手を強く握り返してて、ああやっぱり人間不安なときはすがるものがほしいんですねよくわかりましたと納得しました。


「お疲れさまでしたー」の声でふらふらしながら立ち上がり、暗くした部屋で休むよう言われて10分ほどボーッとしたあと、受付で薬と眼帯と外出時の保護用メガネをもらって帰りました。雨が降ってたせいもあってタクシーで。晩御飯にはロッテリアで前から気になってた絶品チーズバーガー。旨かった。確かに絶品だった。どっちかってーとチーズより肉が。



とまあ、そんなこんなで一夜明けました。今回手術したのは右目だけだけど、もともと良かった左目よりよく見える気がします。ああ、眼帯はずしたら固定テープがねばねばする…顔洗えないのがつらい。
2008年07月18日(金)

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