オリビエの日記

2005年02月04日(金)    幸薄かった秀雄さんの歌

    『いいとも』
   オープニングで剛君の爽やかな笑顔の下に、「幸薄そう青年」のテロップ。
   でも、ひ弱な感じはするけれど、穏やかな笑顔に幸薄そう青年は感じられない。
   先週の『いいとも増刊号』の罰ゲームで、おすぎさんがつけたおかしなキャッチコピーなのだ。   
    
    「幸薄そう青年」
   といえば、二十八歳で余命一年と宣告された『僕の生きる道』の秀雄さん。
   残された命を必死に生きる姿は、剛君の演技力とともに大変な反響をよびました。
   「テレビを観ていて主人公に励まされたことはあったけれど、主人公をこれほど励ましたいと思ったことはなかった」
   これは五十四歳の男性が新聞の読者欄によせた文章です。
   
    でも、今日おしゃべりしたいのは、
   幸薄かった秀雄さんがみどり先生のピアノの伴奏で歌った『乾杯の歌』のことです。
   
    『許センス』のお題、「北海道で流行りそうなペンションの名前は?」のときのこと。
   「今度は字を間違えないでね」と冷やかされている剛君。
   みんなが考えはじめたとき、突然『乾杯の歌』の曲が流れたんですね。
   即興でデタラメのイタリア語で歌うタモリさん。
   曲が止まった後、
   「なんでこの曲が流れるんだろうね」
   タモリさんの言葉に誰も反応しませんでしたが、
   この歌の練習を重ねた剛君は、きっと心の中で「乾杯の歌だ」と思ったことでしょう。
   幸薄そう青年、剛君と薄幸の青年、秀雄さんが偶然重なった日でもあった。
   
    剛君が考えたペンションの名前は『冬のペンヨンジュン』
   許センスに選ばれたのは石田純一さんの『ペヨンジュン』
   危機一髪で甘いドブのノニジュースを飲むのを免れた剛君でした。      


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オリビエ [MAIL] [水平線の海と空]

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