オリビエの日記

2005年04月24日(日)    剛君の声

    
    見たいものがあってネットを探っていると、
   「好きな声、嫌いな声」というアンケートが目に入った。
   ほんの少し、剛君の名がないかしらと覗いて見た。
   
    皆さん、話す声と歌声で好き嫌いの声をあげている。
   時間がないのに寄り道しちゃって、と思いながら見ていくと、
   アンケートに答えた後、もう一度、
   「後で思い出した」といって書き込みをしている人がいる。
   
    < NHKで聴いたナレーションの草なぎ剛の声がよかった。
      歌声もとても好きだ。>
     と書いているではありませんか。
   実際の文章はもう少し丁寧に剛君の声の魅力を語っている。
   たった一人の人だけでしたが私は嬉しかった。

    『僕の生きる道』の第一話のラストの方で、
   主人公の秀雄さんが小学校の卒業文集を手に取って見る場面があった。
   六年生のときに書いた自己紹介の文を読んでいく場面で、私の胸が高鳴った。
   
    特技    ・・・・・歌
    尊敬する人・・・・・パヴァロッティー
    将来の夢 ・・・・・テノール歌手

    もしかして、もしかして、剛君、ほんの少しでも歌うかも!
   どうしよう、どうしよう。剛君の夢がテノール歌手だなんて。
   ドラマと現実が混同してしまっている私でした。
   ドラマの出だしが聖歌隊のボーイソプラノなのですから、
   これはヘタッピィーに歌えません。
   剛君、どうなるんだろう・・・。
   
    私は歌劇が好きで、パヴァロッティーのCDも持っていた。
   好きなテノール歌手は、二十世紀最大のテノール歌手といわれるマリオ・デル・モナコである。
   「黄金のトランペット」と称えられた、ドラマティックテナーのマリオ・デル・モナコの声は、
   華麗で美しくビロードの声と賞賛された。
   私はときどきマリオ・デル・モナコの歌声をうっとりと聴いていた。
   オペラが好きな小泉首相もマリオ・デル・モナコのファンだという。

    そんなこんなの訳で、
   私はパヴァロッティー、テノール歌手っていうのが秀雄のさんの口から、
   剛君の口から出たことが嬉しくってたまらないのでした。
   あの素敵な声で歌曲を歌ったらどんな感じになるのだろう。
   私はそのときがくるのをじっと待っていたのです。
 
    剛君、いや秀雄さん、『乾杯の歌』を出だしだけでしたが、
   やはりほんの少し歌ってくれました。
   剛君のスケジュールが過密でなかったなら、
   『乾杯の歌』をもう少し聴けたかもしれなかったのにと、かなり残念な私なのでした。   


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オリビエ [MAIL] [水平線の海と空]

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