オリビエの日記

2005年06月05日(日)    ストラディバリウスに触った剛君

    コンサートで楽しみにしているのが剛君のバイオリンの演奏です。
   でも、今年はドラマがあったり忙しく、バイオリンの演奏は期待できません。
   いつか剛君がコンサートでバイオリンの演奏をしてくれることを、かなり期待している私です。

    ウイーンの音楽学校で学ぶ十八歳の新鋭バイオリニスト、ダリボール・カルヴァイさんが、
   ストラディバリウスの究極の音色を求めて歩く姿を追ったドキュメンタリー番組を観たことがあった。
   
    ダリボールさんの師マホールド教授がロシアの国有財産のストラディバリウスの鑑定依頼を受けた。
   バイオリン、ビオラ、チェロ七挺の鑑定である。
   ストラディバリウスを収めてある部屋では銃を所持した警備兵がいる物々しさだ。
   その部屋でマホールド教授は数十挺並んでいたストラディバリウスに、
   血圧が急上昇してクラクラしてしまったと興奮して語った。
   
    ドラマ『海峡を渡るバイオリン』に出演されたアナスタシアさんは、
   ロシア国家からストラディバリウスを貸与されている。
   ロシア国家はこれからストラディバリウスの貸与はしばらくないという。
   アナスタシアさんの名誉は想像した以上の何倍も凄いことなのだと思った。

    アナスタシアさんは語っている。
   「十年マネージャーをしている人にもストラディバリウスを触らせたことがない」
   誰にも触らせなかった大切なものをアナスタシアさんは特別な好意で剛君に触らせてくれた。
   「それを触った彼にはきっと幸運が舞い込むだろう」
   そして、剛君の人間の上質さを語っていた。

    剛君がストラディバリウスに触れたということは、
   これまた、凄いことなのだ。   


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オリビエ [MAIL] [水平線の海と空]

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