オリビエの日記

2005年06月16日(木)    心の内面をじっくり描いた『恋おち』

    
    『どっちの料理ショー』は「ばらちらしVSひつまぶし」
   素材を見て、「どっちなんて決められない」と思っちゃう私。
   ばらちらしは大好きな海鮮、ひつまぶしは大好きなうなぎなんですから。
   
    剛君はビーナスブルーのネックレス。
   襟周りと前たてにブルーの縁取りをした黒の洋服で、下に白いインナーがおしゃれです。
   
    野球が延長で途中までしか観ませんでしたが、
   『恋おち』のコマーシャル中にちらっと観たところ、
   剛君はテーブルに座ってどんぶりを手に持って食べています。
   まずは「おめでとう」、と安心して『恋おち』に心が向かいます。

    『恋におちたら』第十話
   
    今回はフロンティアの社長に就任したもののすぐに解任されて、
   紙屑のように捨てられた島男の挫折と無力感をじっくりと描いています。
   
    島男と対照させてフロンティア初代社長、高柳の心の再生もじっくりと描いている。
   高柳は鎧を脱いでプライドを捨て、
   かつての取引先に、恥を忍んで会社を立ち上げるためのパートナーを懇願する。
   しかし、そこで見たものは社長時代の傲慢商法のしっぺ返しだった。
   
    一方、高柳社長時代のフロンティアの元社員は、
   既成の概念に囚われなかった社員時代の新鮮な島男をどきどき思い出していた。
   
    無気力な日々を過ごす島男のもとを高柳が訪れる。
   屈折した感情を激しく高柳にぶっつける島男。
   高柳はそんな島男に優しく語りかける。
   「金で買えない物はあると思う。それをお前から教わった」
   「勝負は九回裏で終わるんじゃない。諦めたときに終わるんだ」
   「それもお前から教わった」
   深い挫折感から抜け出せないでいる島男は、
   高柳の人生観の変わりように戸惑うのだった。
   
    今回は人間の内面をじっくりと描いていて楽しめました。


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オリビエ [MAIL] [水平線の海と空]

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