オリビエの日記

2005年07月17日(日)    『Bang!Bang!バカンス』

    
    『F2』でSMAPの新曲が少し流れた。
   聴いて熱い情熱がいっきに冷めてしまった。
   「失敗した!」と思った。
   新曲の『Bang!Bang!バカンス』の予約を後悔したのだ。
   なんだか知らないけれど、
   「バカ、バカ、バカ」って歌っている。
   私の中では「バカ、バカ、バカ」と歌っているSMAPが異様だった。
   今まで一度もSMAPの曲に抵抗を覚えたことはなかった。
   でも、今回の歌詞には納得ができない。
   
    この前に、マスコミで歌詞が少々紹介されていた。
 
    バカンスという言葉の半分は
    バカバカバカ
    どうせバカなら元気なバカがいい

    これは阿波踊りの、
   「同じアホなら踊らにゃそんそん」とはちょっと意味合いが違って、
   言葉の持っていき方が感じが悪い。
   
    男前だね木村君
    当たり前だよ前田さん
    前田さんなんてウチにはいない

    日本一モテル男に「男前だね」といっても面白さはない。
   しかも、身内同士で歌っているのだからシラケてしまう。
   この三行は冗談でもよく使用されて手垢がついているから、
   ちっとも面白くもなく新しさもない。

    稲垣って名字の半分は
    ガキガキガキ
    どうせガキなら迷惑なガキがいい

    こいう歌詞をクドカン節と喜ぶ方もいるかも知れないが、
   「天才バカボン、バカボンボン。バ〜カボンボン」のようなウイットさが欲しかった。
    
    歌詞の揚げ足を取っているつもりはない。
   この歌詞は三十歳前後のグループのSMAPにはお粗末すぎると思う。
   曲調がいいだけに残念でならない。
   新曲はメロディーのノリのよさもあって評判はいいようだが、
   SMAPという素材を無視したクドカン節に踊らされるSMAPは嫌だな。   


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オリビエ [MAIL] [水平線の海と空]

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