2005年09月12日(月) |
『スマステーション』を観て |
『スマステーション』を観ました。 大阪のコンサートが終わった後で、大阪のテレビ局からの中継です。 木村君がゲスト出演で、木村君と慎吾君の対談があった。 その中で芝居の話になり、映画の話になった。 「『2046』のカンヌはどうだった?」 慎吾君が木村君に訊いた。 「日本アカデミー賞でもカンヌでも〜」 木村君の話は読点が多く続きます。そして、 「スマステーションで行っていたモスクワ映画祭で」と言ったとき、 「ホテルビーナスの草なぎが」 割って入った慎吾君の言葉をさえぎるように、 「この番組のディレクターのタカハタさんがホテルビーナスで、 新人監督賞を受賞されたのもそうだけれど〜」 と句点のない木村君の話が続きました。
この場面を観て、以前読んだラジオの『ストップ・ザSMAP』の 「キャッチボールSMAP」のレポを思い出した。 『ホテルビーナス』について木村君が剛君に話している。 正確な言葉は忘れましたが、 「『ホテルビーナス』は新人監督部門で監督が賞を受けたんだよね。 監督にも話したんだけど、あの映画は美術や照明さんなんかのスタッフに恵まれていた」 「自分はタカハタさんに『スマスマ』の特別編で『同学年』を演出してもらって、 今でも連絡を取り合っていて、デスカッションもときどきしている仲だ」 確かこのような内容だったと記憶している。
『ホテルビーナス』は第26回モスクワ国際映画祭で、 「コンペティション・パースペクティブ部門」の最優秀作品賞を受賞し、主演の剛君が脚光をあびた。 監督やスタッフを褒め称え、主演俳優の剛君にねぎらいの言葉がなかったせいか、 剛君は少しへこんでいるような言葉を発していた。 「僕より木村君の方がタカハタ監督とは合うかもしれないね」 「僕は監督の言うことが分からないことがあったし」
レポは私が書いたものよりもっと忠実で、それを読んだとき私は驚いてしまった。 木村君が人目もはばからず剛君に嫉妬しているのだ。 木村君がラジオで嫉妬心をむき出しにしている。
いつの頃からか、演技で並び評されるようになった木村君と剛君。 抜群の視聴率をとる木村ドラマ。 深い演技で玄人受けする草なぎドラマ。 人気と演技の評価がアンバランスな木村ドラマではある。 壁にぶつかっているような木村君です。 メンバーの中でも剛君だけにギクシャクしている木村君。 剛君にとってはちょっと煩わしいところもあるでしょう。 けれども剛君のことを嫉妬している「天下のキムタク」も素敵だし、 嫉妬される剛君も私にはとても素敵に見えるのです。
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