オリビエの日記

2005年10月14日(金)    「メンズベストドレッサー賞」受賞のとき

    かなり前、剛君が雑誌の『メンズベストドレッサー賞」を受賞したことがありました。
   ワイドショーでそのニュースを嬉しく観ていた私です。
   「これは若者では誰も貰っていない。キムタクでも貰っていない最年少受賞だ」
   「会場には若いファンが駆けつけて、これも今までにない現象」
   とテレビでは伝えます。

    受賞会場で舞台をほんの少しモデル歩きをしたあと、
   テレたようにおどけてテレビカメラの前に顔を近づける笑顔の剛君。

    私は嬉しさを抑えきれなくなって、仲良しのふじちゃんまんに電話をしました。
   ふじちゃんまんは剛君にはまったく関心がありません。
   
    弾んだ声で話す私の声を遮るように、
   「知ってるって!スポーツ新聞に出てるんだから」といいます。
   知っているんだったら話が早い。
   「若者の受賞者って今までいなかったらしいよ。最年少受賞だって!」
   私が大きな声でワイドショーの受け売りを話し始めようとすると、
   「三つのドラマでね、キャラクターの違う服を上手に着こなしているんだってよ」
   つっけんどんに愛ある言葉のふじちゃんまんです。
   そうだったのか!
   そんなことは知らなかった。

    私はそのとき思いました。
   「やっぱり、ふじちゃんまんに電話してよかった」


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オリビエ [MAIL] [水平線の海と空]

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