はいどーも。 めでたくつつがなく禁煙生活2日過ぎた管理人です。ニコレットは5つ。 そんなに苦痛でない離脱症状とはいえ明日が山らしいので、気をそらすためにもできるだけ執拗に書く事にする。
パソコンに向かっていると案の定吸いたくなるが、あまりニコレットばかりに頼っていると今度はニコレット中毒になりかねんので、煙草サイズに細く切った出し昆布をポリポリポリポリポリポリポリポリむさぼり食って凌ぐ。 これを私はここ数日、自戒も込めてマル○ロメンソール8ミリの箱に入れて持ち歩いてるわけだが、今のところ1箱ぶんはほぼ1日で食いきっている。3ヶ月後には昆布パワーでさぞかし健康になっている事だろうよ。 ある程度書いた後、通勤定期の期限が切れていたので、買いに徒歩で駅構内の券売所まで行く。 気分転換にと思って出かけたのだが、この時、4時間前に食べたニコレットの効き目がとうとう切れたらしいのと、歩いたことと腹が減ったことなど色んな条件が重なり、途中かなり吸いたくなる。 く、空腹時と運動後も吸いたくなるのを忘れておったわ!!!こいつぁ父ちゃん一本取られたわい!!(←誰やねん) ・・・・・・・・歩いている間にもどうにも吸いたくてイライラしてきたので、定期を買った帰り道にコンビニに寄り、スナック菓子とチョコレートとホットコーヒーを買う。ここ数日、我慢している時にチョコレートが食いたくなるのは、やはりリラックス成分GABAを求めてのことですか? が、コンビニを出る時に自動ドアの横にあった煙草の自販機がふと目に入り、
「あ、そういや煙草切らしてたっけ。買っていこう」
とちらっと思った次の瞬間我に返り、「はっ!!いかんいかん!」と首を横に振る自分はやっぱりニコ中。 これで「そやね」と買って家に戻ったときに驚いたらよしもと新喜劇に近いボケのレベルだが、スでやってる分こっちの方がたちが悪い。 家に帰るなりまずチョコレートを平らげ、ちょうど出来上がった夕飯も食い、さらにスナック菓子もぼりぼり食い、それでも辛抱溜まらんかったので、素直にニコレットを噛んでやっと落ち着く。 ・・・・・・・・・・やっぱりニコ中だ。 しかしこれがうまいこと禁煙できれば、禁煙成功サイトによくあるクソみたいな自虐的反省文みたく、他人の副流煙に「吐きそうなほど気分が悪く」なったりとか、自分の喫煙で「今まで周囲に迷惑を掛けていた事を痛感いたしました」とか「何でこんな臭いモノを吸っていたのか分からない」とか本当に思うようになるんだろうか。 いや、まぁ、それはニコが抜けきった身体の生理的な反応なのだから、仕方がないと言うか、むしろ歓迎すべき事なんだろうけれど、煙草の煙が臭いのは火を付ければすぐわかるし、別にうまいもんでもないのも臭い嗅げば分かるし、身体に悪いもんだっつーのは私らが子供の頃からわかってた話で、それらを知っていた上で最初の1本を吸ってるわけだから、一抜けするなり今まで慣れ親しんできたものの悪口をさんざん言うって、なーんか、吸っていた頃の自分そのものを否定するみたいで、やーな感じだな――――。 だいたいだな、副流煙や受動喫煙の問題は、所構わず煙草を吸う喫煙者自身の人格やモラルの問題であって、喫煙者という人種そのものや煙草という植物そのものの責任じゃないだろう。これを書いた人は、今の日本では煙草を吸う権利だってちゃんとあるのを忘れて、いい大の男が何をそこまで卑屈にならねばならないのか、まったくの謎。
「喫煙者はニコチンの呪縛に侵されたかわいそうな麻薬中毒者」 「喫煙はニコチン依存症という病気なのだ」 「吸わない私たちは正しい、だから哀れな彼らを助けてあげなければならない」 「そもそも煙草は社会の害悪なのだから、私たちが撲滅しなければならない」
てな、恐ろしく驕り高ぶった思考回路を本気で振りかざすアンチスモーカーどもの「それみたことか私たちが正しいのよ」てな高笑いが聞こえてくるようだな。あー、自分のしている事考えている事を正しいと信じて疑いを持たない、しかもそれを他人に押しつける事も正しいと信じている奴ってほんとキライキライ。ペッペッ。
・・・・・・・・・・しかし、何でこんな事を平気で、しかも本気で言っている私が、上司命令と同僚からの混じりっけ無し100%善意の押し売りにより、今ニコレットをかみかみ必死に禁煙しているのかを思うと、本当に不思議というか皮肉としか言い様がないな。善意の押し売りにイライラしてるのはニコチン不足の所為。そうに違いない。 まあ、これも天の配剤というやつなんだろうけれども、そのうち、
「まあ、隣の煙草の煙が流れてきてとっても臭くて吐きそう!」 「何で私、あんな臭い有害な煙を8年もわざわざ吸い込んでいたのかしら!」 「○○さんが煙草を吸っているわ、身体に悪いから辞めさせなくっちゃ!」
と思うかもしれねーし、その時にはきっとこんな毒を吐いていたなんて事もこってり忘れてるんだろうけど、マジで書いたらちょっと恥ずかしい。
さて、思考能力がだいぶ戻ってきたので、1週間ほど放置していた小説の方をそろそろ再開しようか思案中だが、やり始めると絶対吸いたくなり、ニコレットをエンドレスに噛み続ける事になりそうで怖いのう。・・・・・・・・・・
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・・・・・・・・・えー、なんしろ管理人は「ニコチンという薬物中毒」または「ニコチン依存症」という病気で、これはどっかの偉いお医者様曰く、常人より思考力が恒常的に激しく低下するとの事で目下療養中ですが、ものを書こうとするとパブロフの犬の如き条件反射でものすごい離脱症状が出ますので、当分の間はお休みしまーす。 ・・・・・・・・・・所為に出来るものがあるってのは、実に楽なもんだネ。
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