テレビザッキ
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メモ
2004年06月10日(木) |
光とともに…、やりにげコージー |
●光とともに… 「成長」がキーワードの回だったような。地味だけど凄く良かったと思う。光くんが少しずつでも確実に成長してるのは勿論、桜先生は里緒先生と出会ってから教師としてどんどん成長してるし、そして里緒先生はもっと成長するために学校を辞める。それを知った光の母親も悲しくて不安ながらもその現実を受け入れて今回またひとまわり成長したふうに描いてあった。それらが丁寧に、大げさではなく描いてあるのがいいなぁと思う。
桜先生に泣かされた今回。言葉を選びつつ、けっして流暢ではないんだけどしっかりと子供の心に届く言葉を放った。そんな彼の成長を何度も見て里緒先生も惹かれてる感じ(「ホットケーキ好き?私も好き」はそんな彼女の気持ちの表れだったような)。武田真治やるなー。素晴らしい演技。
光くんはホットケーキを半分こしたり、泣く母親の目の前に花を並べたりと、「自分だけの世界」から少しずつ出てきてるんだなぁと。他の人と関わる世界にまた一歩踏み出した姿に泣けた。あと、校長大丈夫よね…?最悪の結果だけは勘弁して欲しい。
●やりにげコージー 「ネタみせコージー」として若手芸人(若手とは呼べない人も中には)6組がネタを。時間の割に数が多いので必然的にネタ時間は短かった。出演はアンガールズ、南海キャンディーズ、佐久間一行、出川&三瓶(急遽出演)、ジャリズム、安田大サーカス。
■アンガールズのみ初見。ツボな箇所は結構あったけど、ちょっと細いというか弱い印象も。初見なので全然分からないし、もっと見てみたいなぁと思った。 ■南海キャンディーズは山里さんの言葉選びの面白さがいいなー。毎回静ちゃんをコントロールできない所も。前のコンビ「足軽エンペラー」は好きだったけど解散して残念に思ってたので、頑張って欲しい。 ■安田大サーカスは生で見たら迫力あるんだろなーといつも思う。嫌でも舞台映えするだろうし。 ■そしてジャリズム。コント「テント」。まさか2004年にまた見られるなんて思わなかった。途中で切られてたし時間も短かったけれど、存在感と発する力みたいのはやっぱり感じさせた。スカパーで「元ジャリズムまつり」を見た時も思ったけど、山下さんのツッコミはあの頃とあまり遜色ない気がする。ピンのネタは1、2回見て「あー…」と思った記憶があって、やっぱり彼はツッコミの人だなぁ。対して渡辺さんはまだ少しキレが戻ってない感じも受けて、このあたりはずっと表舞台でやり続けてた人と裏方に回った人との違いなのかなぁとも思うけれど、そんなのは一時的なことだしどっちでもいい(少なくとも私にとっては)。千原兄弟とジャリズムが並んでテレビに出てるよ。なんか地味に、でも結構深く感動した。単純に凄く嬉しい。自分が好きで面白いと思う芸人が回り道をしつつも東京でまた肩を並べてるというのが。「やりたい」と思って復活したジャリズムの二人には自分たちのしたい笑いを創っていって欲しい。見てるこっちも彼ら同様肩の力を抜いて楽しませてもらおーと思う。今回彼らについてたフレーズ「奇跡の復縁おっさんコンビ」、ナイス。後のトークコーナーの不幸自慢で、山下さんの「コンビ間の貧富の差が激しい話」も面白かった。
チズ
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