テレビザッキ
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メモ
2004年09月29日(水) |
ミドル3 現在レギュラー出願中 |
ミドル3の特番。今回は「それぞれプライベートで知り合いの人に連絡してこのスタジオにゲストとして来てもらい、トークしましょう」という企画。そのコールバック待ちのため、放送時間は1時間なのに収録時間は5時間とってあるという用意の良さなんだけど、ダレたところはカットされてるにもかかわらず、全体的に良く言えばゆるやか、そのまま言えばダラダラした雰囲気は否めない感じだった。
それでも面白いところはたくさんあったので、自分の印象に残ったところを中心に。 ■アイドルの人とか、番号知ってるけど一度もかけたことのない人に「客席や視聴者の興味を引くため」にメールを送るよりも、番組がレギュラーにもなってない段階なんだし手堅く芸人仲間に連絡をとったほうが面白くなったような気はした。実際、芸人にコンタクトをとったホトちゃんは返信率が高かったし。 ■今回ちょっと意外だったのはロンブー淳かなぁ。上下関係はやっぱりきちんとしてるんだなぁと思った。吉本だからというのもあるかもしれないけど、吉本ではないさまぁ〜ずやくりぃむに対しても電話ごしにいつものふてぶてしさは出ず(当たり前なんだけど大人として。でもなんか意外だったので)、ちゃんとしてた。それに対してホトちゃんの何かといえば「また後で電話するわー」はちょっと。ダラダラ引っ張って淳拘束してるのもちょっと気の毒だし。関係ないけど、ホトちゃんて結構なんでも先延ばしにしたがるタイプなのかなという印象を受けた。 ■あと、サッと来てサッと帰る藤井隆は素晴らしいなー。今ちゃんが「藤井は芸人の世界じゃなくてもやっていける。どこででもやっていける」と褒めてたことがあったけれど、本当そんな印象。でも礼儀正しさ、はきはきとした感じに加えての頭の回転の早さとあの「華」はやっぱり芸人になってくれてありがとうという感じ。今回スタジオに来た人たちの中で一番「登場して空気が華やいだ」気がする。ボサボサ頭にメガネ姿だったんだけど(でもメイクはちょっとしてた?「やりにげコージー」のすっぴん出演の時ほど衝撃的な地味さは無かった)。 ■青木さやかの電話ごしの「どこ見てんのよ!」、オモロ。 ■小池栄子のドラマ話の時、続くノリに従った有田さんを急に裏切る三村さんに笑った。「そこは違うだろ」。ちょっと驚いた後有田さんの言った「…そんな急にまともな人みたいになるんですか」というひねり無しの返しも。 ■トーク中、宮迫さんが小池栄子に突然言った「お前今(俺の)毛根見たやろ」、その唐突さと被害妄想っぷりがオモロいなぁ。自分のトーク中断して急に言うから何かと思えば毛根て。毛髪のことに関して繊細すぎるのが面白い。 ■有田さんの電話に最初出たホリケンのテンションの低さ。「有田に相談したいことがあって、ちょうどよかった…」と。話す感じもいつものホリケンとは違う感じ。でも「電話ちょうどかかってきたと思って…。でも収録中って聞いて、ちょっと…ちんぷんかんぷん」。「ちんぷんかんぷん」なんて使う大人(しかも男性)、今いない。このあたりのチョイスはTHEホリケンって感じで笑った。スタジオに現れたホリケン、手に持ってた水入りコップを転んで思い切りぶちまけるという27時間テレビのかまさわぎ再び。ナイス。「電話でのテンションが低いので心配してた」という周囲に対して、ホリケン曰く「実は努力家だったりまじめだったりするのに、テレビでそれが伝わってないっていうのが…」。リアルな。三村さんが「重いんだよ!お前家でそんなこと考えてんのかよ」と明るい方向に持っていくんだけどホリケンは「家じゃないですよ、デニーズですよ」と軽口をたたいた後は「…俺が喋りだすと、こんなふうにシーンとするんですよ」。どうしたホリケン。でもミドル3の面々が口々にフォローしてるのが、なんかいいなぁと。こう書いてるとホリケンがずっとテンション低かったみたいに思えるかもしれないけど、そうではなくて「いつもと違って暗いホリケン」として成立しててちゃんと面白かった。
チズ
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