テレビザッキ
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メモ
●内村P 引き出し王決定戦。今回はさまぁ〜ずの二人とくりぃむ有田さんで。このシリーズはいつもあまり好きではないんだけど、今回は自由度が高くて面白かった。
最初の登場時、大竹さんの紹介は「お笑い界のヨン様」。実際言われてるらしく、曰く「勝手にそう言われて勝手に「あいつは違う、品が無い」とか言われてます」とのこと。オモロ。有田さんは「今日本一モテるアゴ男」。開き直ってネタにしてるあたりがいいなー。三村さんは動くたびに「膝に気をつけろ」とか「危なっかしい」と、モニターを見守る他のメンバーに冷や冷やされてるのが笑えた。浴衣姿で下駄だから余計心配なのは分かるけど、その過保護に近い見守り方が微笑ましくてナイス。ウッチャンなんて、100m走での三村さんに対して「無茶しなかった。安心して見ていられたのでプラス10点」とか言っちゃう始末。オモロいなー。
最後の一発芸まで全体的に面白かった。同点決勝の一発芸の結果、大竹さんが優勝したのにも納得。
●アメトーク ダチョウ倶楽部がゲスト。リアクション芸とその検証。もー面白すぎた。最高。ダチョウイリュージョンを見た。
カエルを通しての一連のリアクション(顔に押し付けられる、その後服の中に入れられるなど)の後、リーダーを中心にそのVTRを振り返りつつ検証。徹底したアイコンタクト、リアクションに対して常に能動的な竜ちゃん、はだけすぎた服をボタンを留めて戻す(開けすぎてたらカエルが出てしまうため)などなど、もう随所にちりばめられた細かい技の数々に感動。芸術の域だと思う。
二つ目の熱湯風呂リアクションも、もう見事としか言い様がない。次のアクションを起こすリーダーのため背中を向けて隙を作ったり、顔を映してもらうためどんなに熱くても手でかばったりせず「手は下」を遵守したりと「こんな所にまでそんな技が!」というプロフェッショナルぶり。
一方「カエルは必ず水槽に戻す」「火はすぐ消す」など一見当たり前のことに思えつつも若手でテンションが上がったら見落としがちになりそうな箇所もしっかりと押さえてるあたり、キャリアと「自分たちのリアクション芸をスムースに進めるための知恵」を垣間見てこれまたすばらしいなぁと思った。全てにおいて計算され尽くした動きと無駄のない連携プレー。笑いつつも、彼らのその極め方に地味に感動すらしたわ。プロ、という感じで男前。
何年か前に関西ローカル番組でダチョウ倶楽部の三人がリアクション芸について少し語るというようなのを見て、その中で彼らが「リアクションは馬鹿にならないと出来ないけれど、馬鹿でも出来ないと思う」と言ってたのを今回思い出した。ほんとそうだと思う。そしてひとつの事を極めることの突き抜けた面白さとかっこよさを感じた。あー面白かった。いいもの見せていただきました。
チズ
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