テレビザッキ
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メモ


2005年02月21日(月) しりとり竜王戦、めちゃイケ笑わず嫌い王

●しりとり竜王戦
この番組での板尾さんは凄いなー。貫禄すら。「面白いこと言ってやる」という意気込みをあまり感じさせないあの妙に落ち着いた佇まいから面白い言葉が次々と出てくるさまは圧巻。「男気を感じさせる言葉」での「イタコだしオカマだが、俺のことを想うなら抱いてやる」とか「ルーブル美術館に来たのだが、今日は目をつむっていようじゃないか」あたり特に好き。「いようじゃないか」という響きがまた男気を感じさせる。あと、次長課長河本さんの解答も全体的に好きだった。対してジャリズム渡辺さんは調子悪かったなぁ。素人目から見ても明らかな感じだった。千原Jr曰く「13年ほど彼を知ってますが、今日調子悪かったですねー」。それと、香田晋が「男気を〜」のお題で苦し紛れに答えた「閻魔様だが侍」はワケ分からないんだけど笑った。


●めちゃイケ笑わず嫌い王
めちゃイケはあまり見なくなったけど、この企画だけは見逃せない。今日は前半戦で出演はバッファロー吾郎、南海キャンディーズ、大木こだまひびき、マイナスターズ、とろサーモン。

バッファロー吾郎木村さんはめちゃイケの色付けで「困った先輩風」キャラに仕立てあげられてたけど、本人たちはのびのびと「いつもの仕事のうちのひとつ」というスタンスで挑んでいたふうに見えて、いいなぁと思った。ネタも笑った。森光子を想像した上での竹若さんのあのカメラさばき。彼らの関東での知名度はまだまだ低いだろうから、バッファロー吾郎をよく知らない人が見ると木村さんを本当にあんな困った人だと思うかもなー、と思うとそれもまたオモロ。ああいう面(くだらなさすぎるダジャレとか)も木村さんぽいとは思うし(最後の「ケロケロ」はしょーもなすぎて爆笑)。竹若さんがネタ後に言った「僕らはこれ以上でもこれ以下でもないです」が素敵だった。

南海キャンディーズは、ネタについてはホントこれともう1種類位しか見ないなぁという感じ。その後のトークが面白かった。ナイナイと同じ高校出身だと分かっても「そんな事もあるでしょう」という極めてクールな態度なしずちゃんが若手度ゼロで笑った。それに対して山里さんの言った「番組のメインの人と出身校一緒だったらコレ3分間はいけるよ」もナイス。彼の言葉の引き出しは豊富だなぁ。

さまぁ〜ずはマイナスターズとして出演。さまぁ〜ずとして出て欲しかったけど、グダグダながらも楽しめた。ネタ後のトークでフジの女子アナの人との件について聞かれる大竹さんを、ツッコミの仕事は忘れてにこやかに見守る三村さんにも笑った。

とろサーモンはコントで面白いなぁと思ったことはあるけれど、ボケをスカす漫才はあまり好きじゃない。でも大御所枠のこだまひびきもいい意味で相変わらずで良かったし(大学の頃、生で彼らの漫才を見て「決まったネタからはみ出しても余裕を持って笑いを取れる姿」に地味に感動すら覚えた記憶が)、やっぱり笑わず嫌いは楽しい。ナイナイ(特に岡村さん)の、笑わず嫌いの企画が始まった頃から変わらない、出演者に対するあったかさも好きだ。来週のトリはどうやらたむけんの獅子舞。楽しみ。


チズ