テレビザッキ
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メモ
2005年02月22日(火) |
内P / 「ぼくの怪獣大百科」 |
若手芸人下克上をプロデュース。メンバーはNO PLANに出川哲朗。若手側はカンニング竹山、次長課長、南海キャンディーズ。全体的に面白かった。次長課長のネタ「居酒屋で働くロシア人」、いいなー。次課長は器用でなんでもこなす河本さんと、おっとり無欲な井上さんとのバランスも良いと思う。
特に笑ったのは笑わせ王対決。笑わない側はキングこと有吉さんと、常連のパラシュート部隊斉藤さんに加えて新顔マイケルが登場。マイケルが当たりだったなー、あの「笑わなさ」に笑った。意外と他人の芸には厳しいんだっていうのが。結局彼が唯一笑ったのが自分のネタをいじられたものだったというのもある意味面白い。そんなマイケルと対極の有吉さんは自分が直接関係ない時は屈託なく普通に笑っちゃってるし。でもふかわりょうの「ちゃんと考えた結果がソレ?」と言いたくなるような内容に対しては笑みが消えたのも笑った。「なめんなよ」っていうテロップが秀逸。この番組のテロップは本当に素晴らしい。挑戦者の方はやっぱりレッドと三村さんが好みだけど、南海キャンディーズも頑張ってたしゴルゴのサングラスは反則なほど良かった。満足ー。
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サバンナ八木さんが書き溜めていたオリジナル怪獣を集めた本「ぼくの怪獣大百科」を見た。そこには「独自」とか「ワールド」とかいう言葉では生ぬるい、八木宇宙があった。笑ったわー。なんだろうこの人は。これらを誰かに見せるためでもなく勝手に書き溜めていたという事実が凄い。私の中で不可思議芸人のトップは板尾さんだったけれど、八木さんの方が理解不能度は上かも。本屋に行った時に「そういえば八木さんの本出たっけ。ちょっと読んで帰ろかな」という程度だったんだけど、このバカバカしいパワーと本人は至って真面目に書いてるという事実にたまらなくなり、夫にも見せたくて気づけばレジに持っていっていた。
どの怪獣もホント素晴らしいんだけど、特に好きなのは「カボチャ空間」「すやすやネズミ」「包丁の成る木」「去り行く人々」あたり。殆どの怪獣に言えることだけど、「怪獣」の範疇にかすってすらない。そして彼の怪獣たちが共通して持つ特徴は「平和」「無害」「地味」。このあたりが八木さんぽくていいなあと思った。
チズ
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