テレビザッキ
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メモ
なんだかんだいって、今年で3年目になるピン芸人大会。芸人側は当然真剣なんだけど番組全体にイマイチ緊張感がなくて、そこが結構好き。今年は審査員の顔ぶれも良かった。雨上がり決死隊の司会は可もなく不可もなくだったけれど(個人的には宮迫さんは今回は不可寄り)。
好きだったのは友近、ほっしゃん。、中山功太。
友近はソーセージ販売ネタ。見るのは3度目くらいだけど、このネタを見るたびに「この人はこういうのが好きなんだろうな」と思う。好きでないとやらないような気がするネタだから。ウケを最優先するなら他にいくらでもネタはあるだろうし。私もこのネタを手放しで「面白い!」とは思わない。彼女のネタでもっと好きなものは多くあるから。でもジワジワとくる感じがたまらないのと、このネタをする彼女を見るのが単純に好きだ。かっこいい。
中山功太はDJモンブランの居酒屋編。これ好き。良かったと思うんだけど結果がふるわなかったのは残念。
ほっしゃん。のネタはスカパーで何度か見たことがある程度だけど、今日のが一番良かった気がする。芸歴15年の意地と力が垣間見えた。そこに貫禄とかは見えないのがほっしゃん。のいいところ。優勝が決定した瞬間、崩れさるほっしゃん。に被さるように大きくテロップで「優勝 ほっしゃん。」と出て、その角のない丸々しい字面になんか笑ってしまった。そのノンキな感じと舞台上で大感動のほっしゃん。とのギャップが。その後の彼の涙とコメントにはジーンときたなぁ。「何度もやめようと思ったけど、続けてたらいいことあるなぁと」。天然素材の時、一番人気のあったチュパチャップス。「かわいい〜!」とキャーキャー言われまくった後天素バブルは崩壊して、そこからが長かっただろうなぁ。お世辞にも「売れてる」とは言えない芸人に対しては本当に「継続は力なり」を思う。続けていくことすら大変だろうと。だからそんな人が「続けてきてよかった」と思える瞬間は、芸人好きの自分にとっても単純に凄く嬉しい。ほっしゃん。、本当におめでとう。
チズ
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