つきよにわらふ

2005年09月17日(土) 内診台流血事件

腰を低く落として来るべき瞬間に備える背中のあたりの緊張感であるとか、
南瓜めが、と声に出して言ってみることであるとか、
ちいさな親切に対して大きなお世話的視線をぶつけることであるとか、
半開きの口がエロティック、と思いながら街中を歩いてみることであるとか、
私の吐いた血反吐の跡には紅い彼岸花が咲くでしょう、といううつくしい一文を、ルンペンの吐瀉物の残骸を見て思いついてしまって自己嫌悪することであるとか、
色の違う錠剤ですか、いえ、一色のほうです、21日型のほうです、ああでもそれは含有量が高くて副作用も強いゆえ、という会話を交わしてにやりとすることであるとか、

そういうことに欠けていました、最近の私は。

私の子宮は小ぶりで内膜も薄いそうです。
私は尻が大きいので何の反省もなく安産型だと思い込んでいたため、その発言は意外なものでした。
今日から私は卵を産みません。そこのところどうか皆さんよろしく。


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