2005年11月05日(土) |
そのひとを悲しませる細胞を切り刻みながらわたしは泣かない |
脂肪がね 虹色にひかって あ きれい て 一瞬でも思った 自分に嫌悪 午前3時
こんな 裏切り者が かなしくもうつくしいひとの人生を狂わせるのかと思うと ただ 憎くて だけどあいもかわらずなにもできなくて わかってあげたい というのは 完全なエゴで
だいじょうぶ あなたは殻を割った て そのうつくしいひとに言われ 泣きそうになりました けれど私はもう二度と泣いてはいけないのです 13の頃に 涙は流し果てた筈なのです
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私は詩が書けないのです。 それなのにこのところ抽象的な文章が続いているのは、 そこに具体を表現してはいけない確固とした理由があるわけなのです。 ひとのことを具体的に書いてはいけない。 しかし流されてもいけないし難しい。 わたしはわたしのことをわたしのことばで飽くまで具体的に表現しなくてはならないのです。なんか知らんけど。宿命なのです。そう思っています。病気か。 書かなくてはいかん事がずっとひっかかっているのです。 (こぐま座のしっぽ。 13歳の発熱するわたし。) しかし相当な勇気の要ることなのです。 決心してから実行に移せず気付くと1年が経っていますな、秋ですよね、今。 よくわかんないや。二日酔いだし。 よくわかんないやほんと。最近どうなの?と問われ、近況を嘘偽りなく口にしたらものすごく嘘偽りっぽくなって落ち込みました。 ひとも季節も変わりゆくものだし。 良いんだけどね、それはそれで。また傷ついたなと思うだけで。私の一部がまた死ぬだけで。ぶつりと。 しかしね。そのようなことが起こったらわたしはもうひとを信じないだろうし何より呑気に文章を書いたりすることをやめるでしょうね。 カストルの死ですね、完全なる。
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