2005年12月17日(土) |
預言者の手の形、それはいつも印象的であり |
そんなこんなで朝日がまぶしいぞ 帰り道 大丈夫 大丈夫 破壊本能は発揮されず 平和に飲酒
ところで。 わたしのこれまでの人生には何人か印象に残る預言を落とした人物が居ます。 それらは何故かかつんとこころにひっかかり、大抵の場合、なんだろうな、と思いながらわたしはそのことばを何らかのかたちで記して残してやがて忘れて生活するのですが。 昨日、まったく存在すら忘れていた預言者のひとりと奇しくも再会しました。 会う予定も、可能性すら全く無かったひと。 しばらく会わないうちに、わたしがとしをとった分だけその人もとしをとっており。
自分で、線引きをすることだね ここまで、ってね
と、そのひとは言いました。 手で空間をひらりと切り裂きながら。
わたしはその手の形ばかりを見ていました。 その手がどれだけのひとを切り裂いてきたのだろう、とぼんやり考えながら。 ああ、きっとこの瞬間も記され、時々思い出す瞬間になるのだろうと思いながら。
線引き。 近々、ひそやかに、こころのなかで、わたしはそれを遂行することになるのでしょうか。
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