虚ろなる備忘録

3:理不尽な世界; 5:訪れるかな平穏; 7:すべてが虚ろになる;

2015年09月05日(土) 

溜息……。

−14:39

 停滞感。全てに停滞感。寝てるのか起きてるのか、外部から見た時に一見して判別がつくだろうか……?どこに生気を感じるだろうか……?よれた服を着た肉の塊が椅子の上にある、その事実だけは確かなのだが……、これは、生きているのだろうか……?もう、気配すらしない。絶え間なく入ってくる車のエンジン音に掻き消されている。飼い犬はその音をよく聞いているようだ。側の飼い主は気配も放てず、存在などしていないかのようだ。これが動き出したらびっくりしてしまうくらい、これは動かないほうが自然な何かだ。飾るには醜いオブジェだから、捨てる時期を逸した粗大ごみ、それが僕。

−15:21

「考える人になってるよ」とよく言われる。無意識のうちにあのポーズをとって、その格好その姿勢で長時間微動だにしない状態を言っているのだと思われる。姿勢が悪いね。


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