虚ろなる備忘録

3:理不尽な世界; 5:訪れるかな平穏; 7:すべてが虚ろになる;

2015年09月20日(日) アクティブな1日。

不安定な情緒。

−23:00

 2日ぶりにお弁当を作らなあかん。モニタに映らせてる時計のガジェットを確認して、遅い時間を指し示していることに溜息が出る。いや本来なら23時なんて僕が最も心身ともに絶好調でいられる時間の筈だが、今日はダメだ。今すぐ横になって少し本を読んで眠ってしまいたいくらい心身ともに疲れている。でも作らねば。作らずに寝ることがないよう、下準備は夕飯の支度と一緒にやってしまったのだ。追い込みをかけてしまったなぁ。

 今日の睡眠時間は9時間。

 17時15分頃に未来と歩と一緒に近所を散歩。柴犬ラッキー君(♂)の飼い主さんと会って初めての立ち話。未来は見知らぬ人も犬も大好きで、特にこのラッキーママのことを気に入ったのか、猛アピールを仕掛けて終いには足元にスリスリし始め、だらしなくベロを出してニンマリしていた。ラッキーママも愛想よく接してくれて僕も感激であった。歩はヘタレ犬なのでほとんど僕から離れることなくオスワリしながらラッキー君を見ながら尻尾を振っていた。オス同士、何かがあるらしい。ラッキー君はオス犬が通ると吠える、とママが嘆いていた。

 予め旦那氏に帰宅時間を確認していたので、家路につくとCIVICが唸りながら駐車しているところに遭遇。昨日から、旦那氏が帰ってくる頃に散歩なりなんなりで家から一歩でも出るという習慣を身につけることにした。一定の時間の一定の運動をすることは躰のサイクルにリズムをつくってくれる云々かんぬんで、最近の鬱屈した気持ち悪い何かを払拭するには新しいリズムで新しい風を吹かせなきゃ何も起こらないんだろうと悟ったから、手始めに毎日一歩でも外に出るという掟をつくるに至った。今日は実行して通算2日目。

 散歩をする前にお風呂掃除に精を出した。慣れない細かな動きのせいで息が切れた。息切れするほど風呂の掃除が厄介。厄介なほど汚いまま放置した風呂。カビの生え方を見て、自分の人生をよく表しているようで出る溜息が半端なく多かった。でもバスタブを綺麗にしてやっつけてやったぜ。クソぅ……自分の人生もマジックリンで洗い流してェ……orz

 19時頃、どこかで花火が上がっているような爆発音が何度も聞こえるので旦那氏に確認すると確かに近所の河川敷で花火大会が開催中とのこと。今年は残暑もないに等しく今日も寒いくらいに涼しい中、夏の風物詩と言われる花火が既に秋になった今夜に大輪の花を打ち上げているそうな。もう何年も花火なんて見ていないし、お祭りとやらにも行ってない。長岡花火の三尺玉とか見てみたいが、人混みは超絶苦手だし、人でごった返す花火大会に出向いたら最後、混雑で帰るに帰ってこれない大惨事に見舞われること必至。それくらいなら見なくて良いやな、と萎えるくらい。例に漏れず旦那氏も人混みや混んだ道路が大嫌いな人間なので2人で花火大会に行ったことがない。が、今日は突然「ちょっと見に行こう。ちょっと見て帰ってこよう」と言い出して読書をしていた僕の有無を言わさない感じで着の身着のまま連れだされた。
 結果、車内からだと視界に収まり切れないかと思うほどの花火を拝めた。真上の頭上に降り注いでくるかのような大迫力花火。すごい!!結局適当なところで車を停めてクライマックスまで見てしまった。花火大会の規模は小さいけれど、こういう田舎の花火大会だと場所取りをしなくても少し場所を移してしまえば全く混雑していない中でゆっくり拝めるのがいい。帰宅時の道路も混んでるうちには入らない。
 夏も終わった初秋の打ち上げ花火は風も心地よくて文句なし。

 帰宅してカルボナーラを作った。

 そんな感じで今日は最近の僕にしては珍しくアクティブだったので、非常に疲れている。お弁当も何もかも放棄してコンタクトを外すのも面倒なくらい、明日目がカピカピしてもいいからとか思うくらいに疲れて寝たい。

 いい1日だったかもしれない。




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