3:理不尽な世界; 5:訪れるかな平穏; 7:すべてが虚ろになる;
2015年11月12日(木) ギャップ(萌えはしない)。
無味乾燥。
−23:57
1杯目のバーボンに口をつけたところだ。今日は久し振りのレモンジーナ割り。
今日をざっと振り返る。
9時前に起きてだいぶダラダラボゥっとしてしまう。11時半に家を出なきゃいけないのに11時近くになってようやくシャワーを浴びる気になって……、でもシャワーを浴びながら考え事をしてしまったらメイクをする時間もなくなりスキンケアもそこそこに車に飛び乗って某大学病院精神科へ。予約時間には間に合ったし、焦って損をしたような(結果論)。
診察前まで旦那氏の会社での愚痴を聞いていたら疲れきった。それは旦那氏が悪いのではない。話したことじたいも悪くはないんだ。ただただ上司の奇天烈さが激しいだけであって。こんなのと日常的に接しなければならないのが仕事の一部なのかと考えたら勝手に疲れてしまっただけのこと(旦那の偉大さを知る)。
今日の診察時間は比較的短め。先月からリーマスが400mgになった感想として、 「毎日が無味乾燥になった」と話した。 リーマスが気分の上がり下がりの波をなだらかにするとして、そしてその効果がそこそこ出ているとするならば、期待値最低400mgからのリーマスで先月から今日まで飲み続けていると先々月よりは明らかにテンションが不自然に低いことに苦しんでいることに気づく。楽しみたいのに楽しめない。いつもなら楽しんでいたのに楽しんでいない。例えばショッピングしかり、読書しかり、セックスだってしかり。僕はドキドキワクワクすることができなくなってしまった。上げたいと思っても上から圧力をかけられているか蓋をされているかの様に感情を高鳴らすことを阻害されている。淡々と黙々と日々のことをこなす。何が楽しくて生きているのか、この一ヶ月はさっぱりわからない。 だがしかし、落ちもしないのだ。ドキドキワクワクしないかわりに、憂鬱にも沈鬱にもならない。何かの刺激や何かの拍子にドカンと上がりもせず、上がった反動でガツンと下がっていた、ソレもない。実に平坦。なだらか。
それがね、リーマスによるものだというのはあるだろう。不自然にコントロールされている違和感は生半可なものじゃなく、いやらしく強引にコントロールしにかかってくるのが薬なもんでさ。まるで人造人間みたいな感覚になっちゃうじゃないのよこっちは。その度にそんな不具合だらけの自分に嫌気がさしてさしてさして。
だが主治医は、 「今は違和感があるとしても、離人感もないのであれば今ってイイと思う。続けてみよう」とサラッと言う。僕も深く追求したりはしなかった。だってどーせ無駄だもの。薬なんて飲みたくないヨ!って駄々をこねたところで、「そうだよね、こんなに飲んでて大変だよね」と切り返されたところで、「これから減らしていける可能性があるからね」と続けられてご覧。事実上、飲まないよりは飲んでいる方がマシな状況があることを再再再認識させられて何かしらへの敗北感が残るだけなんだから。 −0:38 バーボン2杯目に口をつける。
胃が痛いことを告げて今自宅にあるガスターが効かないから胃カメラ検討なうと言ったのだが、(今更ながら)「薬をこれだけ飲んでいると胃が荒れるから」とムコスタを処方されてしまった。マジ痛いから胃カメラ飲ましてくれ。 帰りにまた採血。今回の臨床検査技師さんは下手っぴなのか、滅茶苦茶痛かった。
薬局は空いていた。セウォル号沈没事故で最高裁が殺人罪適用で無期懲役としたニュースが流れていた。法治国家と言っても形が様々過ぎるというか、法治というより人治っぽいところがな。
未来たちのご飯とトイレシートを買って帰宅。
晩ご飯はお惣菜のマカロニサラダ(手抜き)と生姜焼きと大根と白菜のお味噌汁。
さぁて、寝ようかな。ベッドに入ったらね漫画をちょこっと読んで寝るの。静かな自分の時間って好きだ。美味しいアルコールがあれば尚至福。
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