母は時々花輪のようなものをつくります。なるべく無頓着に、配置とか考えずに偶然に置いたそのままが好きだという母です。ああしてこうしてああやってこうやってって考えて考えてこねくりまわしたものにはあまりいいものが無い、と言う母です。それがいい時もあるけどでもほとんどはダメだそうです。作る人の、「こう見せたい。」という考えがしんどいと言う母です。そういう母に、自分の舞台を褒められると、格別に嬉しいのです。