コミュニケーション。
DiaryINDEXpastwill


2020年12月07日(月)





疲れた。
自分の事ではなくひとのことで疲れるのは、
久しぶり…だし、これほどの威力のあったことは初めてかもしれない。



以前仲間内でのトラブルメーカーがどうたらと書いたが、
その後の展開。

あの日記に書いていたことはすんなり受け取ってもらえ、
やっぱり私は「あんたはお金に細かいのかおおらかなのかどっちやねん」とモヤモヤしたものの、
当時のトラブルを実際知る人に聞いてもらい気が晴れ、
「あの人は結局人を『見る』のよね」という結論になり、
絶対に引退前にクラブを辞める決断を下していた。


ただ本人の気持ちや試合の兼ね合いもあってずるずると在籍し、
いよいよ今日の試合で辞めるぞ、と意気込んだのが昨日であったが、
昨日だけで2つも3つもトラブル(表面上は平和)があった。


直接私や息子に宛てたものではなかったが、
私の好きな人が泣くのを見るのは、身を切られるより辛かった。
その人はしばらく来ないと言った。
遅かれ早かれ、このクラブは空中分解する。
たった一人のトラブルメーカーで。
泣いたその人は、このクラブの実質的なコーチだから。


これまでの人生でトラブルメーカーと呼ばれる人を見かけたことはあったし、
同僚にもいたが、
ここまで徹底して周囲を焼き尽くす人は初めて見た。




大人だから様々な事情はある。
しかしここは子どもたちのためのクラブであり、
保護者付き合いはあくまで添え物のはずだ。
大多数がそれで広く浅くやっている。
裏で何を言っていても、顔を合わせれば「おつかれさまです」と笑顔を作る。


私に実質的な被害はないと書いたが、私の事だって、
影でなんと言っているかわからない。
1の失敗を10にして言いふらす人なのだ。
そして笑顔で「おつかれさまです」と言う。


だから最初こそ1の失敗もしないようにと緊張していたが、
そのうち周りはすべてこの人の敵(ある意味私の味方)とわかり、力が抜けた。



私の失敗は、それはそれで人が離れていくことだと思うが、
(やらかしているので)
しかし人道に悖るまではない。
自分が気に病むだけで終わるなら、もう気に病まない。




最後だと思って、息子のプレイを動画に収めていたら、
泣けてきてしまった。
大人の事情なんかどうでもよかった。
息子をはじめとしたチームの子どもたちのプレイが見れる、応援できる、
彼らの成長を見守れる、
これ以上の喜びがどこにあろうか。

これが至上の幸せだからこそ、
大人同士の喧嘩は胸の内に秘めておくものではないのか。




雪絵 |MAILHOMEBLOG

My追加
エンピツ