コミュニケーション。
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2021年05月20日(木)





月曜日、人からずどんと図星を突かれ、
生理前ということもあってひどく、ひどく落ち込んだ。
少し弱音を吐いて、それから、
家事をもうちょっと頑張ろうという気になって、
連日掃除したり維持をしたりしていた。



思うに、私は行動する前の逡巡を一瞬でもどこかに飛ばせればいいらしい。
安易にご褒美を設定したのだが、
要はご褒美がなにかとかではなく、
「めんどくさいetc」を「ご褒美があるから」に『飛ばす』、このプロセスこそが大事だったのだ。
買ったビールはまだ飲んでいなくて、
以前なら飲めなかったこと(達成するとどうでもよくなる)を悔やんで、
ご褒美設定しても無駄だもんな…と思っていたのだが、
どうでもよくなろうが、飲む気にならなかったろうが、
とにかく今日の仕事さえ終わればいいのである。

私は一体何を悩んでいたんだろうか。
元々下手な文章なのに、絶対にわかってもらえなさそうという感覚がある。
開けられないビールは今日も今日のご褒美になる。
昔の私は無駄が怖かったのかもしれない。
安心しろ、賞味期限は長い。知らんのか。




昨日は保護者集会があったのでレトルトカレーがいいと言ったら、
お母さんがつくってと言われた。
しぶしぶ作った。時間が足りなかったのでルーは夫に任せた。

夜が明けた朝、娘がカレーを温めたいと言ったが、
基本的に朝は弱いので、寝ぼけまなこで指示した。
「泡が浮いてきたら、そこから1分は温めて。
その間ずっとかき回して」

娘は愚直にコンロの前に立ち、しばらくすると数え始めた。
1分と言われたが、タイマーもないし、デバイスのところへもいけない、かき回さないといけないから。
それで1分を口で数えることにしたらしい。
「ろーく、なーな、はーち、きゅーう、じゅーう、じゅーいち、じゅーに…………」

普段お互いにハイテクに慣れていると、なんとも愛おしい時間であった。


私がやっと起き上がり、次女の幼稚園の準備をしていると、
ふたりともカレーを食べたことが、シンクに入れられた皿でわかった。
とても驚いた。
皿を下げてくれと頼んだことはあっても、自ら入れていたことはほとんどなかったから。

もしかして、私が連日掃除ができたから、
その環境に押されたのだろうか?

わからないけれど、今日もがんばろうと思った。




雪絵 |MAILHOMEBLOG

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