銀河鉄道を待ちながら
鬱と付き合いながらの日々を徒然に

2005年02月24日(木) 慌てる係長

今日は、ある仕事の締切日だった。
正確には昨日なのだが、締切後にしなければならない作業が始まるのが今日の午前10時頃なので、それが事実上の締切となっている。

業務担当者は複数いて、それぞれ自分の担当する分を、まとめ作業をやる担当者に渡さなければならない。

おれは朝一番に提出していたので、他の仕事をしていたのだが、係長が午前10時を過ぎても提出していなかったらしく、まとめ作業の担当者Aさんに激しくせきたてられていた。
係長は慌てて仕事を終わらせようとしていたが、「慌てる時期が違うような気がする」と思わずにはいられなかった。

Aさんが怒るのももっともで、その仕事は遅れると取り返しがつかない種類のものだった。

提出が遅れた、ということは、あんまり仕事のできないおれもさずがにしたことがない。

だから、係長がしたことはよっぽどのことだ。

どうも、最近係長の様子がおかしい気がする。

ミスが多いし、話したことを覚えていない。おれから見ても仕事が遅くなっていて、焦りやすく、判断にも狂いが生じているようだ。

もしかしたら、うつ状態なのではないか、と疑っている。

今年は町内会長をしているらしいので、その辺でもストレスをためているのかもしれない。

係長を見ていると、少し休んだらどうですか、と声をかけたくなる。
実際、声をかけたこともあるが、大丈夫大丈夫、と返されて終わってしまった。

ある日急に、係長の姿をみなくなった、なんてことがないように祈るばかりだ。





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