銀河鉄道を待ちながら
鬱と付き合いながらの日々を徒然に

2007年04月05日(木) カウンセリングについて思うこと

去年の9月16日に僕は精神病院から退院した。

それから毎週、その病院で心理士さんのカウンセリングを受けている。

カウンセリングについての僕の中でのイメージは
「カウンセリングを受ける側の悩み等をカウンセリングする側が聞いて、対処法等をアドバイスする」
というものなのだけれど、実際カウンセリングを受けているとそういう内容ではないことの方が多い。

体調の浮き沈みが激しい頃は、自分の病気についての悩みを色々と話すことがあるけれど、ある程度病状が落ち着いて、特に相談するようなことがない状態になってしまうと、悩み事を話すことが減り、雑談が多くなってくる。

その雑談の内容は、仕事のことであったり生活のことだったり、様々だ。

最初、僕はカウンセリングの時間に雑談をしていることについて
「なんだかな〜」
と、違和感を感じていたのだけれど、最近は
「これはこれで効果があるなあ」
と思い直すようになっている。

というのは、雑談であってもその雑談の中で、自分の生活についての反省点や課題が見つかったり、自分がどのくらい自分の体調について客観的に見ることができているか、ということについて気付かされるといったことが往々にあるからだ。

もちろん、カウンセラーの方がうまく僕の話を聞いて、うまく時折質問をすること等によって、そういうことを導きだしてくれているという面もあるのだろう。

何にせよ、カウンセリングは僕にとって非常に有意義なものとなっている。

そんなカウンセリング料金が、たった110円。
これはお得なサービスだ。


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