銀河鉄道を待ちながら
鬱と付き合いながらの日々を徒然に

2008年04月18日(金) お薬の話題。

この日記は、ヒット数で分かるとおり、ぜんっぜん誰も読んでいない日記ですが、それでも、何のご縁か、検索エンジンに引っかかって訪ねてくれる人がいます。

「マイリファー」という日記の機能を使うと、そうやって訪問してくれた人が、どんなリンクからやってきたのかを知ることができます。

何を検索していてこの日記にたどり着いたのかが分かるのです。

で。

何がよく検索されるかというと。

ベタナミン。です。

ベタナミンは、心の病気に効く薬です。

僕のようなうつ病患者や、ナルコレプシーの方に処方されることがあります。

「きっと(それを検索した人は)、僕がそうだったみたいにつらい環境にいるんだろうなあ」

と思うと、何ともやりきれない気持ちになります。

そんな人たちに、もし僕の日記が何かの役に立つのなら、複雑な気分ですがとても嬉しく思います。


というわけで。


今日はベタナミンのことをおさらいします。


ベタナミンは、基本的に「アッパー系」だと思います。

「まったり」ではなく、「スカッ!」って感じです。

飲むと、元気になったような気がします。
頭の回転がよくなって、「やれる、やれるよ!」という気持ちが湧いてきます。

どっちかというと、はっきりいってヤバい薬です。

体がしんどくて、本当は休まないといけないのに、疲れを感じないので動き続けることができます。

もちろん、本当はめちゃくちゃ疲れているので、薬の効果が切れると途端に動けなくなります。

まあ、治療薬というより感覚的には麻薬に近いですね。

結局、僕の場合は、ベタナミンを服用しながら何とか仕事を続けていましたが、その後うつ病が悪化(無理して仕事をしているのだから当然といえば当然)し、薬を変えることになりました。

今にして振り返ると、この薬の服用には疑問があります。

病気をごまかしているだけのような気がするのです。

先ほど麻薬と比較しましたが、その場しのぎで、回復には繋がらないのではないかと。

この薬がないと生活できない、という状態にあるなら、それはきっともう服用をやめて、治療を中心にした生活をすべきだと思います。


たまたまこの日記を読んでくださった人へ。

くれぐれも服用には気をつけてください。

では。


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