1人と1匹の日常
2004年05月10日(月)  りんくうのかばん
外出時には、背中に背負う、りんくうのかばん。
そこには、両サイドに、「介助犬」と記されていて、「お仕事中」であるということをお知らせすると共に、かばんの中には、外でのトイレグッズ(新聞紙やペットシーツ)や水飲みカップなどが入っています。

先日、とある講演会を聞きに、会場で小学生の女の子と出会いました。
お話を聞いている間、ジッと車イスの横で伏せて待っているりんくう。

「ここにいる間は、かばん取ってあげたら、いいんじゃない?」
「かばん、重いよ。」

座席で伏せて待っている間も、りんくうの意識もお仕事モード。
(りんくうなりに、適度にリラックスはしています♪)
また、周りにおられる他のお客さんも、いきなり大きな犬がいたら、ビックリされるでしょうから、「介助犬である」ということを、お伝えする意味でも、かばんの存在は、重要なのです。

でも、せっかくゆっくり横になっている時に。
いつも重いかばんを背負っているりんくう。
時々、もぞもぞと、居心地が定まらず、手足を伸ばしたり動いている姿を横目に。

小学生だって、授業中は、ランドセル背負わないもんなぁ・・・。
と、その女の子の素直な疑問に、考えさせられたのでした。
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