1人と1匹の日常
2004年05月15日(土)  共に生きる
補助犬法案が施行され、早1年半。
地元では、お店などの受け入れも広まり、介助犬りんくうと一緒に、街へ自由に出歩く日々。
久しぶりに、補助犬法案がまだなかった、あの頃を思い出す出来事に出会った。

「介助犬がいなくても、生きるのには必要ないでしょ?」

介助犬を持ちたいと、希望した時。
様々な、意見を聞いた。

わたしにとって、りんくうは、生活していくのに必要な存在。
なくてはならない、パートナー。
歩けないから、車イスで歩くのと、同じ。
ただ、物ではなく、命のある生き物。
気持ちを分かち合い、共に生きる存在。
介助犬は、わたし達障害者にとって、社会で自立するに、必要な存在なのです。
そして、わたしは、介助犬りんくうと共に暮す道を選んだ。

介助犬について、認知が広まり、当たり前かのように思いつつあったこの頃。
街の方の、「お仕事中だから、触ってはダメよ。」の、温かな眼差しに、改めて、心から感謝の気持ちになった。
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